G1馬生んだ「西山牧場」をドバイ競馬グループが買収(1/2ページ)2008年12月31日12時21分印刷ソーシャルブックマーク 数々の名馬を生んだ西山牧場(胆振支庁むかわ町)を、ドバイの首長シェイク・モハメド氏が率いる競走馬生産グループと関係が深い「ダーレー・ジャパン・ファーム」(日高支庁日高町)が買収したことが分かった。日本中央競馬会(JRA)は来年から外国人の馬主登録を解禁する。ダーレー・グループはそれを前に国内で競走馬の生産、育成を行う拠点の確保に動いたと見られる。中央競馬の賞金は世界と比べて高く、他の有力な外国人馬主も参入の動きを見せているが、馬産地からは「外国勢による買収がさらに進むのでは」という不安も聞かれる。 西山牧場は66年に創設。国内最大規模の敷地面積を持ち、最盛期には約200頭の繁殖牝馬(ひんば)を所有。98年の皐月・菊花賞の2冠馬セイウンスカイなど、GIレースで活躍す