特別展「犬派?猫派? —俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで—」が、東京の山種美術館にて、2024年5月12日(日)から7月7日(日)まで開催される。 近世〜近代を中心に犬・猫を描いた作品を紹介長沢芦雪 《菊花子犬図》 18世紀 江戸時代 絹本・彩色 個人蔵特別展「犬派?猫派? —俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで—」は、犬や猫を描いた日本画作品を紹介する展覧会だ。初公開となる《洋犬・遊女図屛風》をはじめ、江戸時代の伊藤若冲や円山応挙、長沢芦雪、明治時代以降の竹内栖鳳や藤田嗣治など、さまざまな画家による名作を目にすることができる。 《洋犬・遊女図屛風》 17世紀 江戸時代 紙本・彩色 個人蔵犬を描いた作品のうち、初公開となる《洋犬・遊女図屛風》は、江戸時代の日本では珍しかった、洋犬を描く貴重な作品。また、子犬たちを表情豊かに描きだした長沢芦雪の《菊花子犬図》、白と黒の2匹の犬