戦争への思いを込めて、ライブで歌った「脱走兵」「朝日のあたる家」「一本の鉛筆」。 大竹しのぶ 大竹しのぶさんの朝日新聞の連載エッセイ「まあいいか」を1冊にまとめた『ヒビノカテ まあいいか4』より、大竹さんの日常が覗けるエピソードを少しずつお届けします。 今回は、ライブに込めた思いと、父からもらった言葉のこと。 ケサラケサ...
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今はもう秋…だれもいない海…ちょっとアンニュイな気持ちになってきたので、奈良と三重の県境に位置し、関西のススキ名所として名高い曽爾(そに)高原に行ってきました。 近鉄名張(なばり)駅から三重交通バス・中太郎生(なかたろう)で下車。名張は江戸川乱歩ゆかりの街らしいが、全力でスルーしています。曽爾高原は車で直接アクセスすることができるんですが、わたしは免許を持っていないので東海自然歩道に沿って峠越えハイキングをする! あたりはすっかり秋の農村のたたずまい。納屋でスズメバチの巣を発見したので写真を撮っていると「なんか撮るもんがあるかね?」と近所のじいちゃんばあちゃんがやって来ました。 メレ「あ、ここにハチの巣が…」 じい「うわぁ!気づかんかったワー!」 ばあ「カメラマンさんは目のつけどころが違うんやなあ」 メレ「カ、カメラマン…(ポッ)」 じい「このハチはわしらアカバチって呼んどる。いちばん怖い
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