国土交通省は28日、総合経済対策の一環として10月ごろから1年間実施する高速道路の料金値下げ内容を決めた。東日本、中日本、西日本の3高速道路会社は全線で、休日(土日祝日)の午前9時から午後5時までの間、100キロ以内の利用車に対しては料金を5割引きとすることや、夜間の料金割引を拡充することが中心だ。 休日の観光、レジャーの活性化や、深夜利用の多いトラックなど運送業者の負担減を図るのが狙い。いずれも自動料金収受システム(ETC)を利用する車が対象。 平日、休日の3社の夜間割引では、午後10時-午前0時は、東名や名神高速道路など一部路線で実施している料金2-3割引きを全線で3割引きにし、午前0時-午前4時は全線で4割引きを5割引きに変更する。 本州四国連絡高速道路会社は、神戸淡路鳴門、瀬戸中央、西瀬戸の各自動車道で、普通車以下は休日の午前9時-午後5時は5割引き。中型車以上は平日の