故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の影響で通称『ジャニヲタ』と呼ばれるファンたちも悲鳴をあげている。「性加害は容認できない」と訴える一方で、今後、どう応援していったらいいのか……その胸中は非常に複雑だ。彼女、彼らがジャニーズに向ける思いとは――。『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著書もある「元祖ジャニヲタ男子」の霜田明寛氏にライター、アケミン氏が聞いた。 【写真】いったい何が…「キムタク」に起きた、まさかの異変「最近、様子がおかしい」 「推しを推すことがあたしの生活の中心で絶対で、それだけは何をおいても明確だった。中心っていうか、背骨かな。」 宇佐見りんの小説『推し燃ゆ』(河出書房新社)では、自分が応援するアイドルを「背骨」と表現する。ファンにとって“推し“は、生活を支える支柱であり、ときに信仰の対象のような存在だ。 しかし今まさにその「背骨」が揺らぎ、胸を痛めているのがジャニーズファ