口頭発表では、ほとんどの場合パワーポイントなどのスライドを使ってプレゼンテーションをすることになります。会場には大勢の聴衆がいて、もっている知識も興味も感覚も人それぞれ。より多くの人に研究の面白さや成果を正確に効果的に伝えるためにはどうすればよいのでしょうか。パワーポイントのテンプレートを使って、テキストボックスに文字を打ち込んで、エクセルで作ったグラフを貼り付ければ準備完了!! ではありません。 目次:/ プレゼンスライドには、大きく分けて2つの種類(タイトルスライドとコンテンツスライド)があります。タイトルスライドには、タイトルと発表者の氏名・所属、発表会の名前や日付を書きます。コンテンツスライドは、背景から考察まで、実際の研究の中身を書きますが、最初にスライドのタイトル、次に本文や図表などの内容、最後に締めの一文(内容の解釈や結論などそのスライドで伝えたい一言)を書くのが基本です。