福岡県警捜査4課と朝倉署は11日、入れ墨があるにもかかわらず、「入れ墨お断り」の看板を無視して入浴したとして、指定暴力団・山口組系組長の藤浦良幸容疑者(54)(福岡県朝倉市甘木)を建造物侵入容疑で逮捕したと発表した。 同県警によると、同様のケースに建造物侵入容疑を適用するのは、極めて珍しいという。 発表によると、藤浦容疑者は2月、朝倉市内の入浴施設で、「入れ墨のある方の入館は固くお断りします」などと書かれた看板が設置されているにもかかわらず、入浴した疑い。容疑を認めているという。 藤浦容疑者は背中や上腕部に入れ墨をしており、1月にもこの施設を訪れ、入浴していた。入浴前に男性経営者(43)が「ほかの入浴客に迷惑がかかる」と注意したが、「平日の昼間で客が少ない時なら、よかろうもん(いいじゃないか)」と言って、聞き入れなかったという。 6月に「暴力団風の男が入れ墨をしたまま入浴している」との匿名
広島少年院(広島県東広島市)で、複数の法務教官が収容少年に暴行していた事件で、広島地検は11日、当時の同少年院首席専門官で、奈良少年院次長の向井義容疑者(47)を特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕、奈良市の同少年院などを家宅捜索した。 一連の事件での逮捕者は5人目。 広島地検の発表によると、向井容疑者は2005年9月、広島少年院の体育館で、指導中に私語をした少年(当時16歳)の首をシーツで締め付け、遺書を書くよう指示したうえで、2種類の洗剤を混ぜて塩素ガスを発生させたビニール袋を顔に押しつけて、吸うように指示するなどした疑い。 向井容疑者は地検の調べに対し、「あまり覚えていない」と話しているという。
5月21日にスタートした裁判員制度で、1日1万円を上限とした裁判員の日当について、引き上げを求める声が与野党から上がっている。裁判員の負担が重く、国民の参加意識も高まらず「見合う額を支払い、参加を促すべきだ」との考えだ。政府や最高裁は「報酬ではないので妥当な額」と応じない構えだが、裁判員経験者が増えれば見直し論議は高まりそうだ。【石川淳一、武本光政】 【総力特集】裁判員制度とは 裁判員の日当は最高裁規則で定められ、給与減や一時保育料など裁判員になることで生じる損失補償の位置づけ。検察の不起訴処分の適否を審査する検察審査員の日当(上限8000円)との兼ね合いで決められた。 国会で引き上げを求める声が出始めたのは昨年8月。当時の衆院法務委員会メンバーが、法相に上限3万円への増額を求めた。委員長だった下村博文氏(自民)は「責任は重く、一緒に評議する裁判官の給与に近づけるのが妥当」と説明した
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