学生のころは本当にもてなかった。 よくそれは個人の努力が足りないからという話があるけど、それは根本的には違うと思う。 たぶん、いわゆる思春期という時期に入った時点で人は2種類に分かれているんだと思う。つまり、恋愛市場に参入できた者とそもそも参入すらでてきていない者。勿論例外はあると思うけど。 これは恋愛に限った話ではなく、スポーツや勉強でも同じ話で、自分の場合は周りの環境もあって少なくとも勉強という市場では巧く参入できた上に、幸運にも旧帝ぐらいなら余裕で入れるくらいにはなった。 当然、結構勉強はしたけれどもそれは市場で誰かと勝負できるからであって、恋愛市場に関して言えばそもそも戦う相手すらおらず、土俵にも上っていない状況だった。 それが30になって、それまでほとんど女性の知り合いがいなかったのが、何故か増え始めた。 まず第一に存在が認められる。ちょっと言いすぎたか。正確にいうと、以前はいて
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