ソフトウェア開発会社がフリーソフトウェアおよびオープンソースソフトウェア(FOSS)のビジネスモデルに転向するのは難しい、というのが世間一般の考え方である。だが、Xaraの楽観的なCEO、Charles Moir氏には、この考え方が通用しなかったようだ。 Adobe Illustrator、Macromedia FreeHand、Corel Drawのような大手製品に対抗できるグラフィックエディタ、Xara Xtremeで知られるXaraは、フラッグシップ製品をGNU/Linuxに移植する意向を2005年後半に発表していた。 同社は先月、Xara Xtreme on Linux(Xara LX)の第一弾となるコードをリリースした。以来、Xara LXのコードには毎日のように追加が行われている。この移植は、Xaraにとって大きな賭けである ― Moir氏は、文字どおり社運を賭け、FOSS標