2009年5月13日のブックマーク (2件)

  • 紙と電子データの暗号化技術がさらに進化!携帯電話で閲覧が可能に : 富士通

    株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、このほど暗号化された印刷物をカメラ付き携帯電話で閲覧する技術の開発に世界で初めて成功しました。携帯電話のカメラ映像を通して印刷物を覗き込むことで、暗号化された領域が復号され閲覧が可能となります。技術により、紙媒体の利便性を最大限に活かしながら、情報漏洩を防ぐことができます。従来、暗号化文書の復号・閲覧に必要だったPCの操作が不要になるため、機密文書を外出先で閲覧したり、PCを設置していない職場や、一般家庭における利用が可能となります。 技術の試作品は5月14日(木曜日)、15日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2009」に出展します。 開発の背景 2005年4月の個人情報保護法施行後も個人情報漏洩事件は多発しています。その中でも紙媒体からの情報漏洩は経路別で55.2%と依然トップを占めてお

  • 暗号化した文書を携帯電話のカメラで閲覧、富士通が開発

    富士通は2009年5月12日、暗号化した印刷物をカメラ付き携帯電話から閲覧する技術を開発したと発表した。同社は「世界初」としている。利用者ごとに閲覧可能な個所を指定できるので、外出先でも情報漏洩を心配せずに紙媒体を扱えるという。2010年度を目標に製品化する計画だ(写真1、写真2)。 携帯電話のカメラで撮影する際に生じる手ブレや歪みへの対策として、「画像選択フィルター」と呼ぶ新技術を開発した。同技術は、入力画像の中から手ブレや歪みの発生した画像を取り除き、復元可能な画像のみ選択する。この技術を使うことで復号処理にかかる時間を数秒程度に短縮し、ストレスのない利用を可能にした。 従来手法では、手ブレが生じた画像にも復号処理を施してから復号の成否を判断していた。そのため、画像の復号に6秒かかるケースでは、入力画像の最初の4枚に手ブレなどが発生した場合、復元可能な5枚目の復号処理が終わるまでに約3

    暗号化した文書を携帯電話のカメラで閲覧、富士通が開発