Visual Studio 2005(VS 2005)には、繰り返し利用するパターン化されたコードを簡単に挿入するための「コード・スニペット」という機能が搭載されている。 コード・スニペットを利用するには、基本的に、コード・エディタ上で右クリックしてコンテキスト・メニューを開き、そこから[スニペットの挿入]を選択するか、メニュー・バーの[編集] -[IntelliSense]を開き、そこから[スニペットの挿入]を選択すればよい*1。また、ショートカット・キーを利用してコード・スニペットを挿入するならば、[スニペットの挿入]コマンドは[Ctrl]+[K]キーを押し、続けて[X]キーを連続で押せばよい(以降、「[Ctrl]+[K]、[X]キー」のように表記)*2。 *1 C#には[スニペットの挿入]だけでなく、[ブロックの挿入]というコマンドもある。これを実行すると、選択された範囲のテキストを