過去1世紀の間、子どもたちの睡眠時間はその当時に推奨されていた睡眠時間よりも常に短かったという記事がWSJに掲載されている。1897年から2009年に推奨されていた子供の睡眠時間を調べ、同期間に子供がとっていた実際の睡眠時間を検証した結果、推奨睡眠時間は毎年0.71分ずつ減っていき、実際の睡眠時間は毎年平均で0.73分ずつ減り続けてきたということである。 子供の実際の睡眠時間は、ほぼ1世紀にわたり推奨睡眠時間より約37分少なく、どちらも1世紀で70分減っているそうである。 睡眠不足の悪影響というものは確実に存在するのだろうが、それを過敏に心配するのは、いまどきの若者は……と心配することに似ている側面があるのかもしれない。
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