もう各所で評判になっているだろうから、いまさら感は満載なのだが、あえて紹介したい本がある。この本を読んでいない、という人がいたら、読まないほうが良い。例えば、使えない上司がいる部下は読んではいけない。効果の出ない広告代理店を使っている宣伝部の担当者は読んではいけない。費用対効果の悪い採用手法を提案してくる人材会社にうんざりしている人事部の人間ももちろん読んではいけない。そう、みんな読んじゃダメ。 説得とヤル気の科学 ―最新心理学研究が解き明かす「その気にさせる」メカニズム 作者: Susan Weinschenk,武舎広幸,武舎るみ 出版社/メーカー: オライリージャパン 発売日: 2014/01/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る この本の「読んではいけなさ具合」は、第9章を見れば一目瞭然である。少し引用する。 ここまでは、7種類の動因を利用