データの入力ミスが発生した時、「間違えるやつが悪いんだ!気をつけろ!」と片づけてしまっていませんか? それでは、マネジメントしては失格です。。。残念ながら人間は必ずミスを犯します。 しかし、Excelの機能を活用してあらかじめ“間違いが起こりにくいシート”を作成しておけば、多くの入力ミスは防げます。 今回は「入力ミスが起きにくいシート」を作成するための、Excel活用のポイントをまとめてみました。 考え方の大きなポイントは以下の2つです。
![第七回 入力ミスよさらば!入力ミスを防ぐExcelシート作成のポイントまとめ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e822e06f48142f5c3c3e29cf999b7648cd167b3d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.hello-pc.net%2Fhowto-excel%2Fwordpress%2Fwp-content%2Fplugins%2Fwp-ogp%2Fdefault.jpg)
無駄を省けるはずのExcelの便利な機能も、その活かし方を知らなければ、逆に手間とリスクが増えてしまうという怖いお話です。 請求書や納品書を作成するとき、あらかじめ金額の欄に「=単価×数量」という数式を入力しておくのが一般的です。 しかし、その式だけを入力していると、単価や数量を入力していない列に「エラー値」が表示されてしまいます。 こうなると、いちいちエラー値を消す作業をしなければならないので、無駄な作業が増えてしまいます。 Excel関数の大御所「IF関数」を使った空白処理を行なっておけば、こんな問題は簡単に回避できます。 「IF関数」を使った空白処理をしていないと・・・ 下の例のように、「金額」のセルに「単価×数量」の結果を表示させるように数式を入力しただけのセルをフィルコピーしておいた状態では、データが入力されていない行の「金額」のセルにエラー値が出てしまいます。 しかも、右図のよ
真由美・・・ なあ、真由美・・・ 「ISTEXT」って知ってるかい? 言葉を探すために生まれた関数なんだよ。 真由美・・・ 俺・・・ ガシャン! 何かが割れた音に驚いた私は目が覚めた。 寝ぼけ眼に映ったのは、割れたグラスの破片だった。 あ・・・ もしかして私・・・ またソファーで眠っちゃったのかしら・・・ そう呟いた私は、割れたグラスの破片を集めようとして、何かに躓いた。 痛っ・・・! 躓いたのは荷物の段ボールだった。 そう言えば、昨晩、ナオと一緒に婚活パーティーに行って、帰宅してからの記憶がない。 また一人でワイン開けちゃったのかな・・・。 この部屋に引っ越ししてきて暫く経つのに、まだ半分も開けずに残ってる荷物の段ボール。 躓いた段ボールからは、青い板みたいなものが見えていた。 それは、旧式のノートPCだった。 そのノートPCは、真由美が大学時代に使っていたものだった。 このパソコン、懐
真由美の乗ったタクシーは、赤羽橋の交差点に向かっていた。 親友のナオと参加する婚活パーティーがあるからだ。 真由美の趣味は、婚活パーティーで出会った男性のデータをエクセルのシートで管理すること。 彼女のシートにはたくさんの男性のデータが記録されていた。 身長、体重、年齢、血液型、そして・・・年収。 この日も彼女は多くの男性と出会った。 いつも通りエクセルのシートに男性のデータを記録する彼女。 イタズラに「IF」関数を使い、自分好みの男性を探す。 しかし、この夜の彼女は違っていた。 気付いたのだ。頬を伝う涙に。 「・・・私ってホント嫌な女よね。 なんでこうなっちゃったんだろ・・・」 自分好みの条件で検索しても、会った男性の顔を何一つ思い出せない真由美。 いつの間にか窓の外には雨が降っていた。 雨音が真由美の心をなぐさめるかのように、都会の夜は静かに明けていくのだった。 IF関数は、指定した条
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