2010年、あのGoogleやDisneyといった大企業を差し置いて、NPO「Teach For America」が1位に。アメリカの就職ランキングの話です。 AppleやMicrosoftなど、名だたる企業が目白押しのアメリカで「就職したい組織の1位がNPOだった」ということで、このニュースは日本でも取り上げられました。 それから6年。とある日本の希望就職ランキングを見てみると、銀行、飲料会社、航空会社など、なじみある大企業の名前がずらりと並びます。ところがNPOの名前は、ベストテンどころか100位まで探しても出てきません。 日本ではまだまだNPOが就職の選択肢とみなされていない、ということかもしれません。 その一方で大企業からNPOに転職する人や新卒でNPOに就職する人が増えているという話を耳にすることもあります。読者の中にも、「非営利組織で働く」ことに関心を持つ方もいらっしゃると思い