<岩手県議選>野党議席、与党上回る 任期満了に伴う岩手県議選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の8人を含む48人の新県議が決まった。政党別内訳は自民13、民主5、公明1、共産3、社民2、生活6、諸派4、無所属14。野党の獲得議席が与党を上回り、安全保障関連法案の参院審議に影響する可能性がある。投票率は52.81%で過去最低だった前回を7.79ポイント下回った。 無投票6選挙区を除く10選挙区で55人が争った。知事選で無投票3選された達増拓也知事を支えた野党各党は計16議席で、達増系無所属を加えると21議席となる。反達増路線の自民、公明、諸派は計18議席だが、同調する無所属を加えると21議席となり、勢力は拮抗(きっこう)している。 自民は3人が落選したが、改選前を1議席上回り引き続き最大勢力を維持。民主は擁立した5人全員が当選した。公明は現職が盛岡の1議席を守った。 共産