維新の党では、離党した大阪市の橋下市長が来月にも結成する新党に、大阪を地盤にしている議員を中心に16人が参加の意向を固める一方、21人が党にとどまる意向で、態度を明らかにしていない14人の議員に対する双方の働きかけが活発になっています。 NHKが維新の党に所属する51人の国会議員に取材した結果、橋下氏の新党には、これまでに馬場国会対策委員長ら大阪を地盤とし橋下氏に近い12人の議員に、片山参議院議員会長らを加え合わせて16人が参加の意向を固めました。 馬場氏らのグループは、3日夜東京都内で会合を開き、橋下氏の今回の決断に理解を得られるよう党内で働きかけを行って新党に参加する議員の上積みを図る方針を確認しました。 馬場氏は、会合のあと記者団に対し「数が1人でも多いほうがよいことは、国会戦略上、誰もが認めることだが、ある程度共通認識を持った政治家が集まることがいちばんいい」と述べました。 一方、