テニスのBNPパリバ・オープンは11日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで女子シングルス2回戦があり、世界ランキング89位の奈良くるみ(安藤証券)が、同12位で第10シードのビーナス・ウィリアムズ(米)を6―4、6―3で破る金星を挙げて、3回戦に進んだ。 この大会は4大大会に次ぐ格付けの「プレミアマンダトリー」。24歳の奈良は3回目の対戦で35歳のV・ウィリアムズに初勝利した。雨で中断するなど難しい試合となったが、1時間40分のストレート勝ち。8度のブレークポイントのうち6度成功させるなど、勝負強さが光った。 女子テニス協会(WTA)の公式サイトによると、奈良は「とてもうれしい。私の人生の中で最大の勝利になった」と喜んだ。
