数週間前・・・・ここは沖縄。 30代無職のオッサン二人が肩を並べていた。 これほど汚い構図も無い。 私は繰り返し知人『A』に優しく語り掛けました。 「なぁ?もう本当のことを言ってくれないか?」 「なんだっ!?俺を疑うのか?」 Aは声を荒げて言う。 (・・・・・・・・・・) さらに問い詰めると、『A』は泣き出した。 「ううっ死にたい、死にたい」 うーん・・・・・ わかる、わかるよ。 ・・・・・この彼『A』と出会ったのは、 3年ほど前のこと。 ネットを通じて知り合い、 『たまに連絡を取り合うだけの仲』でした。 ・・・と言っても連絡は完全に一方的なものです。 商社に勤めていると言う彼は、 「営業課長だから好きに時間が作れるんだ~」 そう言って毎日、私に通話をかけてきました。 当時の私は『工場作業員』 昼勤と夜勤の単純作業を繰り返すだけの毎日・・・ 時間の不規則な仕事ですから、 平日の昼間や深夜や