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bookに関するTAISHIのブックマーク (2)

  • いま読んでいる本をやめてでも読むべき「日本の歴史をよみなおす」

    「つくられた」歴史認識に一撃を与える一冊。 「女の地位は低い」や「日は農社会」は、つくられたイメージだと主張し、その傍証を挙げてゆく。多数派の歴史認識がくり返されることで強化され、常識化してゆく過程はE.サイード「オリエンタリズム」を思い出す。だが、著者が主張する反証・反例が少なすぎる。そんな一点でもって全面展開するのが“歴史学”なの? 「全ての日人が読むに値する」という惹句に誘われて読む。の目利きも絶賛してるから安心かと最初は思った。POPには、「いま読んでいるをやめてでも読むべき」とあり、相当自信があるらしい。新しい知見が得られるというよりも、もともと薄々感じてたことを補強してもらえる。いわば、「つながる」読書になった。 たとえば、「女」に対する固定観念を揺さぶる。女性が公的な世界から排除され、抑圧されつづけていたというのは、「これまでの常識」にすぎないという。銭を持たず身一

    いま読んでいる本をやめてでも読むべき「日本の歴史をよみなおす」
  • ドラッカーを学ぶための3冊 : 金融日記

    ピーター・ドラッカーはいうまでもなく20世紀を代表する大経営学者であり、社会学者です。 1909年に生まれたドラッカーはつい最近、つまり100歳近くまで大学で教鞭を執っていました。 さすがに100歳近くまで経営学の最先端で仕事をしていたので、ドラッカーの最近のを読むと、ロンドンでケインズの講義を受けたことや、新聞記者をしていた時にヒトラーのインタビューをたびたびしたことや、若い時に投資銀行で働いていた時の大恐慌の経験のことが自分の思い出話として普通にでてきて、それで、日の失われた10年の話や、21世紀の知識社会などの「今」を論じているので、その歴史観にはただただ圧倒されます。 経済学というのは科学のような装いですが、実際は人の行動という極めてよくわからないものの集合である社会を扱うので、物理学のような自然科学が有する厳密性や正確性とは程遠いものですが、それでも経営学と比べればはるかに頑

    ドラッカーを学ぶための3冊 : 金融日記
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