77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/06(月) 23:47:16.89 ID:OBnXsl3U0 佐々木「キョン、君にあらたまって聞きたいことがあるのだが」 キョン「ん?何だ急に改まって」 佐々木「これから話すことで、君と僕とのこれまでの友情関係に亀裂が生じるかも知れないが」 佐々木「・・・それでも構わないかな?」 キョン「・・・正直に言わせて貰うなら、それは困る。俺にとっておまえは貴重な存在だからな」 佐々木「ほう。それはちょっと興味深い意見だね」 キョン「いや、今はそっちの話を聞く方が先だと思うぞ」 佐々木「ああ、そうだったね。くっくっ。実は、キョン」 佐々木はそこまで言うと、濡れたブラウスの胸のあたりを指でつまんだまま、 悪戯っぽい笑顔を先ほどまで俺が無理やりに視線を逸らしていた、空へと向けた。 佐々木「・・・雨が上がったね、キョン」 いつの間