長いこと学生に対する面接を行っているので、かなりの数の面接を見てきた。 そして、殆どの会社で問題になるのが「面接でどのように質問するか」だ。 「口だけがうまい人」を採用してしまうリスクを回避することは至上命題である。 また通常、面接のスキルは面接官の個人差が非常に大きい。したがってどの会社でも「個人の嗜好によって採用されてしまう」という事は、非常に重要な課題である。 そのため、面接における質問は、「欲しい人材を選抜する」以外に、一般的に次の要件を満たす必要がある。 ・汎用性がある 比較可能性や統計のため、様々な学生に対して同じ質問が有効でなければならない。 ・「一般的な正解」が存在しない 学生の間で「こんな質問をされた」という話が広まっても、対策ができないような質問が望ましい。 ・虚偽を見抜ける 学生が「経歴を盛る」話はよく聞くが、面接中にその裏を取る事はできない。裏を取らずに嘘を見抜く質
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