パンダのシャンシャンは、日本中のファンに見守られながらすくすくと成長している。中国政府の手厚い保護が功を奏し、頭数も2000頭を上回ったことからIUCN(国際自然保護連合)は、2016年にジャイアントパンダの絶滅危惧種カゴリーをIB類からII類へと一段階格下げした。 この数の少ない大切な動物に、国民が一丸となって愛情をそそぐのは、まことに微笑ましいことである。ところが、急激な減少によりレッドリストの絶滅危惧IB類に掲載されるも、いまだに乱獲され、蒲焼にまでされている種がある。ニホンウナギである。 ニホンウナギは、2013年に環境省の絶滅危惧種、2014年にはIUCNの絶滅危惧IB類に指定された(ちなみに国の特別天然記念物であるトキも絶滅危惧IB類に指定されている)。しかし、それからもニホンウナギへの資源保護に対する意識は高まらず、今年の稚魚の漁獲は、愛知県や兵庫県などで、前年比なんとわずか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く