安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、乾杯する安倍首相(後列左)、公明党の山口那津男代表(同右)、菅義偉官房長官(手前右端)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日、代表撮影(肩書はいずれも当時) <桜捜査は菅の安倍離れか> 田原 菅氏に何をやらせるかが問題だ 佐高 陰湿な警察官僚「耳野郎」内閣だ 「桜」疑惑で秘書が聴取を受け、安倍前首相は窮地に追い込まれた。独裁化を強める菅政権はこの動きとどう関わっているのか。菅首相の指南役を務める田原総一朗氏と、政権を弾劾し続ける佐高信氏が徹底「闘論」、現在の権力構造の核心をあぶり出す―。 やはり「桜を見る会」が本命だった。安倍晋三前首相の第一秘書が東京地検特捜部の事情聴取を受けた。都内のホテルで開催した後援会主催の夕食会経費を安倍氏側が800万円以上負担した疑いがある、という。 この記事は有料記事です。 残り5343文字(全文5605文字)