今、奥さんの実家がある北アフリカのどこかにいる。 奥さんと結婚して初めて彼女の母国に二人で来た。奥さんの翻訳とつたない英語で半月予定で滞在中。 毎日奥さんの親戚と義理両親の友だちが実家にすごく会いにくる。 その出会いでの会話で日本よりも人間味があって且つ自由な発想と思考で人々がわたしに色々と話しかけてくる。 この一週間ずっとそんなかんじ。 日本ならば、逐一親戚に三指立ててご挨拶。 他愛もない会話から一通りの会話を経てすこしだけの本音の会話、そしてアルコールで来た親戚をもてなして飲んだくれた親戚を送り返す。 自分はそんな形だけの相手するのも疲れて疲れ切って一日終わりをむかえる。こんなのが日本だと繰り返し過ごすんだっただろーなと つくづくおもう。 心からの会話もないまま心のなかで二度と会いたくないヒトのリストができあがるだけの親戚による自宅訪問。 ここ北アフリカの親戚一同の挨拶は違っていた。