■「駅南口の新シンボル」に賛否 1月末の閉店後、複合商業施設としてのリニューアルオープンに向けて地権者らで調整していた旧西武沼津店新館(沼津市大手町)が、パチンコ店などの娯楽施設や物販、飲食店を含む商業ビルとして今年度内に開業する見通しとなった。「人のにぎわいを作るのは確実」とリニューアルオープンを評価する声の一方で、「沼津のブランドイメージを作ってきた西武とのギャップは大きい」とパチンコ店を含む開業に対する懸念も聞かれている。 ◆1階部分にはカフェ 旧新館を複合商業施設としてリニューアルオープンさせることを8月30日に発表した浜友商事(浜松市中区)によれば、新しい商業施設は、外観などはほぼそのまま利用し、地下2階地上8階、延べ床面積約1万2千平方メートル。地下1階と1階の半分ほどにパチンコ店を配置し、JR沼津駅前の中心通り「さんさん通り」に面した1階部分にはカフェなどの飲食店を開店