朝日新聞のWeb版に「早起き の子どもは学校が好きで楽しい」という記事が載っていたが、落ち着いて考えてみれ ば「学校が嫌いな子は起きるのが遅い」と言っているだけだ。

何度か欧州に旅行していいなぁと思うのが教会の多さである。喧騒の中でもそこだけは静寂を保っていて、自分の心を落ち着かせようと思ったときにはいつでも門戸を開いてくれる。それはちょうど町中にある神社のようなもので、とりあえず立ち寄って手を合わせておこうかという気持ちをかなえてくれる貴重な場所なのかもしれない。 私が育った町には、どういうわけだか駅前の一等地にどん、と鎮守の森が残っていて、商売途中に立ち寄る人が結構いたのでそんな風に思うのだけど、今働いている町は教会はおろか神社もお寺も見当たらない。道端に地蔵もないし稲荷もない。当然、キリスト教の聖堂なんてのは無縁で、一番最寄りの聖堂はプロテスタントの銀座教会まで見当たらない。 そういう意味で銀座の真ん中に聖堂を構える銀座教会というのはある意味得がたいものであるが、住居に基づいて小教区を形作っているカトリック教会ではこういう場所には教会が成立しない

ノーワークノーペイが賃金支給の原則、これをもじって労働組合なんかはノーペイノーワーク（払ってくれなきゃ働きません）と言っている。働いたら対価を支給するのが当然で、働かせておいてあとから「やっぱ払わない」とか「返してね」というわけにはいかない…そういうのを詐欺という。 公務員の場合は労基法の適用がどうだとか例外があるものの原則はそのはずで、こういう条件で雇うからちゃんと働いてねと言って労働力の提供を受けた以上は対価を払って当然だ。たとえその仕事中にミスをしたからって給料から損害を天引きしちゃいけない。という、本来常識としてわかっていなきゃいけないことがわからない人がたくさんいるらしい。 北海道新聞の北見市断水　職員に高額時間外手当　市民から強い批判（09/07 07:03）によれば、北見市の大規模断水対応で市職員の時間外勤務手当が総額約8,500万円になるということに市民から批判が寄せられて

あまり耳慣れない響きだけど、カトリック教会には婚約式という式がある。結婚の準備が順調に出来るように、神の導きを祈る、という、大まかに言えばそんな趣旨だ。実際のところ信者でもあんまり婚約式までする人はいないそうで、事務室の姐さんも「私もすれば良かったなぁ」なんて言っていた。教会の結婚式係の人達でもわざわざ「婚約式をしますか?」とは尋ねない。そんなマイナーな儀式を知っていたのは、私の日曜学校リーダーとしての先輩のHさんが婚約式をしたからだ。Hさんは、結婚式を新郎の育った教会でするのでこちらの教会では婚約式をするのよ、と言っていた。 同窓会などで「今度婚約します」と言うと怪訝な顔をされた。婚約ってのはプロポーズして承諾されれば成立するんじゃないのか、というのが普通の反応。いちいち説明するのもややこしいので途中から一般人向けの説明は「結納します」と言う風に切替えた。すると「古風だね」という反応が返