前の記事 「砒素で生きる細菌」の意味 名古屋大研究者による「ワームホールの探し方」 2010年12月 3日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Dave Mosher 湾曲した二次元宇宙におけるワームホールの相似モデル。画像はWikipedia ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロレンズ」の存在の手がかりを探すことだ、と名古屋大学の阿部文雄准教授(天体物理学)は、『The Astrophysical Journal』に12月10日に掲載される論文で論じている。 重力レンズは、非常に質量のある物体(たとえば銀河など)によって時空が歪められ、周囲の光が曲げられることで起こる。ワームホールが存在した場合も、地球から見える宇宙の星たちの輝きがわずかに変わるはずだというのだ。 「重力レンズ現象について