こんにちは。ここまで2回続けてきた白鳥士郎『りゅうおうのおしごと!』の第3弾をお送りしようと思います。第1弾「『りゅうおうのおしごと!』の押さえておきたいポイント」は、特に本作が師弟関係をテーマとしていることを指摘しました。第2弾「もう一つの師弟関係、あるいはオッサンの熱くてシブい戦い」では、本作の〈もう一つの師弟関係〉について触れ、第7巻が現代日本を舞台にして「老い衰えゆくこと」を描いた価値あるライトノベルであることを論じました。 この間、特に第1弾がご好評いただき、1ヶ月強で1000PVを達成しています。ブログとしても、累計5000PVを達成することができました。小難しくて情報量過多のマイナーなブログですが、ぼちぼち頑張っていきます。さてさて第3弾となる今回は、作者・白鳥士郎にスポットライトを当てて、彼にとってのライトノベルの可能性を考えるとともに、2010年代のライトノベルの動向につ