ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (235)

  • 実は凶器? ティラノサウルスの短すぎる腕に新説

    Tレックスの腕は巨大な体に対して滑稽なほど小さいが、この鉤爪の付いた長さ1メートルほどの腕が、従来考えられてきたよりも恐ろしい武器だった可能性があるとの研究が先日学会で発表された。(ILLUSTRATION BY LEONELLO CALVETTI, ALAMY) ティラノサウルス・レックスの小さな腕(前肢)が何の役に立っていたのかは、長い間謎とされてきた。これまでに唱えられてきた説としては、暴れる獲物をつかむもの、休んでいる姿勢から立ち上がるときに体を支える補助、交尾の際に相手を捕まえるため、などがある。 いずれにせよ、近年ではTレックスの短すぎる腕は、飛べない鳥の翼のように機能を失った器官という見方がほぼ定説となっている。さらに一部には、巨大で力強い顎とその筋肉が大きく進化するのと引き換えに、彼らの腕は小さくなったという意見もある。(参考記事:「ティラノサウルスはこんな顔だった、最新報

    実は凶器? ティラノサウルスの短すぎる腕に新説
  • 保存か? 解体か? 名建築「中銀カプセルタワー」の内部写真21点

    東京・銀座のはずれに、風変わりな建造物がある。かつて日の未来のビジョンを体現していた「中銀カプセルタワービル」だ。 設計者は「メタボリズム」のパイオニア、黒川紀章氏。メタボリズムは1960年代の建築運動で、急速かつ継続的に発展する都市景観の変化に適応し得るようなダイナミックな建物という概念を提示した。(参考記事:「エコ都市を目指すドバイ」) タワービルは洗濯機を積み重ねたような外観だ。鉄筋コンクリート造の2つのタワーと、「取り外し可能」な直方体の部屋から成る。各部屋の床面積は約10平方メートル。工場で製造したものを4つのボルトでタワーに固定している。タワーはそれぞれ11階建てと13階建てになる。カプセルと呼ばれる部屋には、つくり付けの家具や電化製品が完備されており、航空機のトイレと同じ大きさのバスルームもある。

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  • 【動画】珍!白いハリモグラを発見、かわいい

    オーストラリアの写真家ロザリンド・ウォートン氏が、タスマニア島にあるフレイシネット国立公園で非常に珍しい動物を見つけた。白いハリモグラだ。 彼女はハリモグラの専門家ではないが、この動物が好きで、以前にも自然の中で見つけたことがあるという。「アルビノに出会うのは初めてだったので、とても奇妙な感じがしました」とウォートン氏。 ハリモグラは卵生の哺乳類で、体を覆うトゲはふつう濃い色をしている。しかしウォートン氏によると、今回のハリモグラは目が淡い青色でピンクの肌に縁どられており、まつ毛は白かった。体は真っ白で、爪も白かったと言う。 ウォートン氏から話を聞いたタスマニア大学の生物学者スチュワート・ニコル氏は、アルビノのハリモグラを見たことはないものの、今回の動物がアルビノ(先天性白皮症)であることに同意した。 アルビノの動物には色素のメラニンが欠乏している。ハリモグラの濃い体色はカムフラージュに役

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  • 【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明

    伝染病を媒介し、世界で最も危険な生物とされる蚊。どこに住もうとも、その戦いから逃れるのは難しい。(参考記事:「蚊と人間の終わりなき戦い」) 叩き潰してやろうと手を振り下ろした瞬間、ブーンと逃げ去ってしまう“空飛ぶ針”。いつだって、すんでのところで取り逃がす。人間の血液をたっぷりと詰め込んだ重い体で、どうやったら気づかれることなく飛び立てるのだろうか。有効な対策はないものか。最新の研究で、秘密の一端が明らかになった。 蚊の中には、クリップほどの大きさで体重はわずか2ミリグラムという種がいる。腹いっぱいに血液を吸ったとしても、その重みを感じることはほとんどない。一方、同じように極小のミバエなどの昆虫は、肌にたかられればすぐに気づくことだろう。(参考記事:「【解説】ジカ熱に未知の経路で感染、米国」) 米国カリフォルニア大学バークレー校とオランダのワーヘニンゲン大学の科学者による共同チームは、超ス

    【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明
  • 核の亡霊――世界の核実験の4分の1が行われた土地は今 写真24点

    カザフスタン東部の町アヤゴズにある子ども特別社会福祉センターのベッドに横たわるルスタム・ジャナバエフ君(6歳)。生まれつき水頭症を患っている。(PHOTOGRAPH BY PHIL HATCHER-MOORE) 世界で最も人口密度の高い島、写真26点 恐怖の瞬間! お化け屋敷でとらえた驚愕の表情 写真16点

    核の亡霊――世界の核実験の4分の1が行われた土地は今 写真24点
  • 【動画】リスはこんなに面白い、4つの知的行動

    秋を迎えた今、北半球のあらゆる場所でリスたちが忙しく動き回っている。冬を前に体を太らせ、長くふさふさの毛をまとうためだ。だが、彼ら働き者の齧歯類(げっしるい)は、餌をただ腹に詰め込んでいるだけではない。 実際に活動しているリスは、公園や裏庭に足を踏み入れればたいてい見ることができる。しかし、彼らの社会構造、記憶、批判的思考の能力はそう単純ではない。というのも、リスはオーストラリアを除いて、生き物が住める地域なら世界中のほとんどどこにでもいるからだ。現在、リス科の動物は287種いることがわかっている。(参考記事:「米で急増のリス、投薬で産児制限」) リスは単独行動を取り、普通はおとなしく(ニューヨーク市の公園で5人を攻撃した個体のようなケースを除けば)、バラエティーに富んだ仕草で人を魅きつける。以下、広く見られる行動について理由を探った。一読したら、冒頭の映像でその動きを確かめてみてほしい。

    【動画】リスはこんなに面白い、4つの知的行動
  • ヘビを丸のみにするカエル、衝撃の写真が話題に

    このヘビに感情移入するなというのは難しいだろう。肉カエルのねばつく胃に、まさに引きずり込まれようとしているのだから。 完璧なタイミングの写真がとらえたのは、大きな緑色のカエルにヘビがのみ込まれるという驚きのワンシーンだ。(参考記事:「【動画】ニワトリがコブラに圧勝!なんと丸のみ」) 写真は10月16日、「One Last Scream Into the Abysssss(絶望の淵で最後の叫び)」というぴったりのタイトルで、ソーシャルニュースサイト「Reddit」に投稿された。 見たところ、デュエットでもするかのように2つの口が大きく開き、ヘビはおそらく最後の呼吸をしようと、カエルの喉から何とか顔を出している。(参考記事:「釣り上げた魚の口の中にモグラが! なぜ?」) 掲示板に登場して話題を呼んでいるこの写真だが、実は何年か前に撮られたものだ。撮影地はオーストラリアとみられる。目をくぎ付け

    ヘビを丸のみにするカエル、衝撃の写真が話題に
  • 人種の違いは、遺伝学的には大した差ではない

    DNAを単にデータ保存装置と考えるなら、それが保存するデータは、生物情報です。ヒトでいえば30億の文字があり、2万個の遺伝子をもっています。古遺伝学とは、はるか昔に死んだ生物のDNAを研究する学問です。この技術が開発されたのはここ10年ほどで、格的な研究はまだ5年ほどという新しい分野です。 興味深いことに、DNAはデジタルディスクやテープなどよりもはるかに安定しています。条件さえ整えば、DNAはヒトや有機体の骨の中に数十万年も留まることが出来ます。それを取り出せるようになって、数十万年前に死んだ生物のゲノムを研究することも可能になりました。(参考記事:「ゲノム編集でヒト受精卵を修復、米初、将来性は?」) 最初の転機は、2009年に訪れました。ネアンデルタール人の骨からDNAを抽出することに成功したのです。こうして私たちとは別の人類の全ゲノム配列が決定され、古生物学者の長年の謎が解明されま

    人種の違いは、遺伝学的には大した差ではない
  • 北欧バイキングの死装束にアラビア文字見つかる

    バイキングの墓から見つかる死装束にアラビア文字が織り込まれていたことを、スウェーデンの研究者が発見した。これらの衣服は100年以上前に見つかったものだが、バイキング時代の典型的な死装束として片付けられ、そのまま保管されていた。新たに行われた調査により、はるかに興味深いものであることが明らかになった。 死装束が見つかった場所は、バイキングの船葬墓やバイキング時代の主要都市ビルカの墳墓。「興味深いのは、『アラー』という単語が鏡文字で記されていたことです」と、文字を発見したスウェーデン、ウプサラ大学のテキスタイル考古学者アンニカ・ラーソン氏は語る。(参考記事:「有名なバイキング戦士、実は女性だった」) 北欧で見かけない幾何学模様 文字は、絹の帯に銀糸で織り込まれていた。ラーソン氏は、バイキング時代の埋葬に関わる慣習は、死後に天国で永遠の生を得るという思想のほかに、イスラム教の影響も受けていたので

    北欧バイキングの死装束にアラビア文字見つかる
  • 果物の王ドリアン、意外な動物が受粉を手助け

    ドリアンはアジアで人気の果物。この植物の授粉を、意外な動物が担っていることがわかった。(PHOTOGRAPH BY GABBY SALAZAR, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 強烈なにおいを放つ「果物の王様」ドリアン(学名:Durio zibethinus)。このフルーツができるのに重要な役割を、オオコウモリが果たしていることが最新研究で明らかになった。 オオコウモリと言えば、作物を荒らす厄介者と考えられてきた。ところが、カメラトラップ(自動撮影装置)を使った調査によって、実はオオコウモリがドリアンの花粉を媒介していることが判明、オンライン学術誌「エコロジー・アンド・エボリューション」に論文が発表された。(参考記事:「【動画】花粉をべる珍しいゴキブリ、授粉も?」) ドリアンは、マレーシアやタイなどの国々では経済的にも重要な作物となっている。「コウモリは一般に

    果物の王ドリアン、意外な動物が受粉を手助け
  • サンタクロースの墓を発見か、トルコの教会の床下

    トルコ、アンタルヤ県にあるミラの聖ニコラウス教会の内部。聖ニコラウスが葬られたと思われる墓が見つかったと考古学者らが主張している。(PHOTOGRAPH BY ALI IHSAN OZTURK, ANADOLU AGENCY, GETTY) サンタクロースはどこにいるのだろう? 北極でないことは確かだが、サンタクロースのモデルといわれる聖ニコラウスが眠っている場所についても、考古学者の意見は分かれている。(参考記事:「真夏にサンタ大集合、熱気あふれる写真23点」) 聖ニコラウスは、クリスマスのシンボル、サンタクロースのモデルとなったといわれる実在の人物だ。彼の墓について、トルコの考古学者チームが新たな可能性にたどり着いた。トルコ南西部、アンタルヤ県の教会にあるモザイクに覆われた床の下をスキャンして調査したところ、未知の墓の存在を示唆する結果が得られたのだ。(参考記事:「封印を解かれた「キリ

    サンタクロースの墓を発見か、トルコの教会の床下
  • 【動画】古代ギリシャの沈没船で謎の円盤を発見

    銅像の腕、石棺の蓋、大理石像の破片、謎の青銅製の円盤──これらは、世界で最も古いとも言われる有名な沈没船から見つかった遺物の数々だ。 10月4日、ギリシャ文化省の水中遺物部門が、9月4日から20日にかけて行われた発掘調査の成果を発表した。調査対象となったのは、ギリシャのアンティキティラ島沖、水深約55メートルの場所にある「アンティキティラの沈没船」。見つかった遺物からは、全盛期のローマ文化の様子をうかがうことができる。(参考記事:「地中海で大量の沈没船が見つかる、ギリシャ沖」) 調査隊の共同代表を務めたアゲリキ・シモッシ氏は、「(この沈没船から)大理石像や銅像など、とても貴重な財宝が見つかっています」と話す。 シモッシ氏によると、この商船は紀元前1世紀ごろにローマに向かう途中で沈没したものと見られており、全長約40メートルと当時にしては大きい。この頃のローマでは、裕福な市民たちが邸宅をギリ

    【動画】古代ギリシャの沈没船で謎の円盤を発見
  • 15年間植物状態の男性の意識を回復、定説覆す

    迷走神経刺激の前と後(Pre-VNSとPost-VNS)に、植物状態の患者の脳内でどのように情報の共有が増加したかを表すイラストレーション。(PHOTOGRAPH BY CORAZZOL ET AL) 植物状態が1年以上続いた場合、症状は恒久的とみなされ、回復の見込みはないと考えられてきた。 だからこそ、自動車事故後に15年間植物状態だった男性が意識を取り戻したというニュースは驚きを持って受け止められた。脳は、そのように機能するはずがないのだ。 フランスの研究者が、ある装置を35歳の患者の胸部に埋め込み、迷走神経に電気を流し刺激した(VNS)。迷走神経とは、頸部を通り腹部まで伸びる脳神経で、覚醒や注意に関係している。 この刺激療法を毎日1カ月間続けた結果、あらゆる望みが断ち切られていた男性は、驚くべき回復を見せた。この研究は、9月25日付けの科学誌「Current Biology」に発表さ

    15年間植物状態の男性の意識を回復、定説覆す
  • 【動画】全身が真っ白! 幻の「白いザトウクジラ」

    【動画】オーストラリアの東岸沖で、非常に珍しい全身真っ白なザトウクジラが目撃された。(解説は英語です) 世界でも有名な白いザトウクジラの姿を、オーストラリア東岸沖で再び見ることができた。「ミガルー」と名付けられた白いクジラで、9月21日、シドニー沖を泳いでいるところをカメラに収められた。これから南極へ向かって回遊するのだ。(参考記事:「【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子」) 動画を撮影したのは、ホエール・ウオッチング・シドニーの写真家ジョナス・リーブシュナー氏。ミガルーが姿を現すまで、1週間かかったという。 ミガルーは、オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で、「白い人」を意味する。このように白いクジラは、世界でもごくわずかしか知られていない。オスのザトウクジラであるミガルーは1986年に生まれたと考えられている。(参考記事:「【動画】極めて珍しい白いオランウータンを保護」) ミガ

    【動画】全身が真っ白! 幻の「白いザトウクジラ」
  • カモのペニス、ライバルがいると長くなると判明

    アカオタテガモ(Oxyura jamaicensis)のオスは、体の長さに匹敵する巨大なペニスを持っている。(PHOTOGRAPH BY MARESA PRYOR, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 生物学者のパトリシア・ブレナン氏は屋外の大きな鳥小屋を歩いている。彼女は1羽のカモを網で捕まえると、あおむけにして腹部に圧を加えた。「どこを押せばいいかわかっていれば、ペニスを飛び出させることができます」とブレナン氏は説明する。「彼らはとても協力的です。ここにいるオスたちはもう慣れていますから」(参考記事:「男性生殖器に関する5つの研究」) 米国マサチューセッツ州サウス・ハードリーのマウント・ホリヨーク大学に所属するブレナン氏は、かれこれ10年以上にわたり、こうしてカモに生殖器を出させ続けている。もちろん人も想像していなかったことだし、それどころか、大学院を出るまで

    カモのペニス、ライバルがいると長くなると判明
  • 胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集

    NASAの探査機カッシーニが最後に撮影した、土星の向こうへ沈みゆく氷の衛星エンケラドス。カッシーニは2017年9月15日、自ら土星に突入して消滅した。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL- CALTECH, SPACE SCIENCE INSTITUTE) 2017年9月15日、亜麻色をした土星の雲との最後のランデブーを前に、NASAの探査機カッシーニは、土星のはずれから地球に向けて最後の絵葉書を投函した。(参考記事:「さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入」) それはまるで遠くへ去りゆく友に贈る、写真コラージュのようだ。未加工のざらついた画像の中では、もやのかかる衛星タイタンがきらめき、氷の衛星エンケラドスの三日月がにやりと笑い、巨大な土星がまぶしく輝き、この惑星を象徴する明るい環が視界を埋め尽くしている。 ミッションマネージャーらはまた、発信から数時間で地球に到達した

    胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集
  • 【動画】絶滅危惧のユキヒョウ、赤ちゃん2頭を撮影

    雌のユキヒョウが、モンゴルの南ゴビ砂漠にそびえる雪山を歩いている。自分と、巣穴で待つ2頭の子供たちがべる獲物を探しているのだ。 この母親が留守にしている間を利用して、研究者らは子どもたちをじっくりと観察していた。保護団体のユキヒョウ保護基金とユキヒョウトラストは、この雌を数カ月間にわたって観察してきたが、今回、子どもたちにマイクロチップを取り付けたことで、彼らを追跡することが可能になった。一帯に多数設置されている自動撮影のカメラトラップは、彼らの日常の動きを撮影してくれるだろう。(参考記事:「【動画】100頭未満、ロシアのユキヒョウ」) トスト山周辺のユキヒョウは2009年以降、観察が続けられてきた。彼らは今では世界で最も長く、最も詳しく研究されてきた集団となっている。ユキヒョウは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで長い間「絶滅危惧種(endangered)」に指定されていたが、

    【動画】絶滅危惧のユキヒョウ、赤ちゃん2頭を撮影
  • 【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子

    8月初旬、極めて珍しい、全身が真っ白なキリンの母親と赤ちゃんがケニアの保護区で確認された。発見者は、アフリカのアンテロープ(レイヨウ)の1種「ヒロラ」の保護活動を行うヒロラ保護プログラムのパトロール隊員だ。彼らが最近YouTubeに投稿した白いキリンの動画はたちまち世界中に拡散し、人々はその神々しいまでの白さに目を見張った。(参考記事:「アフリカのレイヨウ「ヒロラ」全滅危機」) ネットでは、このキリンはアルビノではとの声が多く挙がったが、実際はアルビノではなく白変種のようである。白変種では、皮膚の細胞は色素を作ることができないが、その他の器官(目など)は色素を作ることができる。これに対してアルビノでは、すべての器官で色素を作り出すことができないため、アルビノの動物はしばしばピンク色の目をしている。(参考記事:「アルビノ 白い肌に生まれて」) 白変種の動物は珍しいが、まったく知られていないわ

    【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子
  • 【動画】優雅で不思議なクリオネの交尾

    ロシア、ノバヤゼムリャ列島沖の北極海で、交尾をしながら冷たい海を泳ぎまわるクリオネ(Clione limacina、和名:ハダカカメガイ)の貴重な姿が撮影された。 海洋生物学者アレクサンドル・セミョーノフ氏が撮影した動画には、クリオネのもとに別のクリオネがやってきて体を合わせ、そのままダンスを踊るように泳ぎ回る流暢な愛の儀式がはっきりと映っている。(参考記事:「【動画】カモメの背に乗るカモメ、曲芸的な交尾」) クリオネの交尾のやり方はこうだ。クリオネは実は雌雄同体で、2体のクリオネが出会うと、互いにペニスを出して相手の体にくっつく。その際に、ペニスの途中から伸びる細長い触手のような器官の先にある吸盤を使って、体が離れないようにする。しかし、そのせいでクリオネの体には傷が残る。成体の中には、交尾を行ったことを示す傷が4つついているものも見つかっている。(参考記事:「【動画】野生タランチュラの

    【動画】優雅で不思議なクリオネの交尾
  • 廃墟となったリゾート、写真で比べる昔と今14点

    今は廃墟となったホモワック・ロッジのボウリング場。(Photograph by Pablo Iglesias Maurer, postcard published by Bill Bard Associates) 現場に突入、消防士だから撮れた山火事の内側 写真18点 地球の奇跡! 目を疑うほど色彩豊かな動物たち ポコノ山地とキャッツキル山地は、米国東海岸に暮らす人々にとって、華やかな1950年代を象徴する絵に描いたようなリゾート地だった。 ところが今やかつてのにぎやかさは消え、人はほとんど足を踏み入れることがない。ゴミの山が築かれ、草木が手入れされないまま至るところに生い茂り、もはやリゾートというよりは廃墟だ。(参考記事:「中国ディズニーランド似の廃墟 朽ちゆく夢の世界」) 写真家のパブロ・マウラー氏は、捨てられたこれらのリゾート・タウンを3年間かけて撮影した。きっかけは、廃墟好きのマ

    廃墟となったリゾート、写真で比べる昔と今14点