ブックマーク / note.com/bar_bossa (35)

  • 妻が「これからしばらくインスタの時代は続く」と言った理由|林伸次

    先日、こちらで紹介したコーヒーハウス・ニシヤの西谷さん。noteでは有名なサクちゃん(→ https://note.mu/sac_ring )がbar bossaに連れてきてくれました。 西谷さん、もう話がすごく面白くて、ご人も「書きたい気持ち」じゅうぶんあるそうなので、編集者の方、西谷さんの連載、、是非、企画してみて下さい。西谷さん、10年後とかにはすごい人になっていると思います。 ところで西谷さんに「お客さんってやっぱりべログで来てますか?」って聞いてみました(コーヒーハウス・ニシヤさん、べログの点数すごく高いんです)。 すると「いや、うちはほとんどがインスタ経由ですね。うちが上げたのではなくて、うちに来てくれたお客様がインスタでアップしたのを見て、それで来るって感じです」とのことでした。 うーん、やっぱりそうなんですね。 ※ 実はうちのはもう完全にインスタにはまっていまして

    妻が「これからしばらくインスタの時代は続く」と言った理由|林伸次
  • 業界全体が盛り上がると最終的にはみんなが儲かる|林伸次

    とある大型書店の「飲に関するのコーナー」で、僕の著書の『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか』と『バーのマスターは「おかわり」をすすめない』がずっと「面出し」でオススメしてくれているんですね。 で、飲関連のそのコーナー、僕もお店でのメニューのことを考えるためにたまに利用するんです。 そしたら、どういうわけか3回、誰かがイタズラしているのだと思うのですが、僕のを面出ししているところに、わざと別の人が書いたバーのとかワインのを置いて、僕のを見えないようにしていたことがあるんです。 まあ想像するに、たぶん同業者か近い業種の人が、僕が書いているような文章がすごく嫌いか、僕の存在がうっとうしいのでしょう、なんか邪魔しているんだと思うんです。 こういうことにはもう最近はようやく慣れてきてまして、もう仕方ないんです。何かちょっと目立つことをやると、必ずそれを陶しく思って叩く人って

    業界全体が盛り上がると最終的にはみんなが儲かる|林伸次
  • 「セックスが嫌いな男性っているの?」に答えました。|林伸次

    ※水曜日は質問に答えています。 【質問】 sexがきらいな男性もいるんですか? なぜ嫌いなんでしょう。 【答え】 なんかすごいストレートな質問ですね。たぶん前々回のこの記事を読んで、質問をくれたのではないでしょうか。 さて以前、cakesで「セックスなんてなくなればいいのに」という記事を書きました。→ https://cakes.mu/posts/11332 これ女性からは「賛成!」みたいな反響がたくさん来るのは予想していたのですが、思ったより男性も「その通り!」みたいな意見がたくさん来ました。 まず「女性でセックスが嫌いという人」のことを考えて

    「セックスが嫌いな男性っているの?」に答えました。|林伸次
  • 貧富の差が激しくなりそうな今後、パトロン的な人って必要なのでは、と、noteのサポートと投げ銭|林伸次

    昔、バーテンダー修行をしていた頃、年輩のお金持ちのお客様に「林くん、この後、終わったら、飲みに行こうよ」と誘われて、二人で飲みに行ったことがありました。 たぶんそのとき、その方、僕が働いていたバーに来た時点で、もう3件目とか4件目って感じの酔い方でした。 で、お店を出て、その方がオススメの新しいバーにタクシーに乗って行きました。 するとまだ若いマスターがやっている開店したばかりのバーでして、「林くん、何か勉強になるようなカクテル注文したら」というので、ちょっと難しいカクテルを意識的に注文しました。 で、もうそのお金持ちの方はほとんど飲めなくなっているので、その若いマスターに「何か最近作ったオリジナルカクテル、ふたつくらい作って」って感じで注文して、一口試し飲みしたら、「美味しい!」とか言って、残りは僕やそのマスターや他のバーテンダーさんに飲ませたりしていました。 そんなことをして、30分く

    貧富の差が激しくなりそうな今後、パトロン的な人って必要なのでは、と、noteのサポートと投げ銭|林伸次
  • お店に「フライヤーを置いて」と依頼することについて|林伸次

    先日、別件がメインの話題の時に、「基的に、bar bossaのお客さまでない方に、『撮影で使わせて』とか『フライヤーを置いて』とか『CDやを取り扱って』と言われてもお断りしているのですが~」ということを書いたところ、その後いろんな方から「よくぞ書いてくれた」というお言葉をいただきました。 そして、その言葉を言ってくれた方たちは、みなさん「物販店」のオーナーの方たちでした。 これ、やっぱり飲店と物販店の違いが大きく出ているんだと思います。 飲店に「フライヤーを置いて」とか「撮影に使わせて」と言う場合は、普通は「一度、来店したことがある」というのが前提ですよね。 で、飲店で「一度、来店したことがある」ということは、必ず着席して、メニューを開いて、何か注文されたということを意味しています。 ある飲店のことを「あのお店の雰囲気は好きだから、あそこで対談の撮影したいなあ」とか「あのお店に

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  • モテない自分を考えてみる|林伸次

    僕、こんな仕事をしているのですが、全然、モテないんです。 で、女性たちに聞いてみると「うーん、確かに林さんって、モテるってタイプじゃないですよね」と言ってくれるので、どうしてなのかを聞いてみたり、考えたりしてみました。それで「モテる」とはどういうことなのかを考えるきっかけにでもしてください(笑)。 ※ まず「セクシーじゃない」んです。決して草系とかではないのですが、身体からにじみ出てくるような「男のセクシーさ」が皆無なのだそうです。 ※ 次。うちの娘って「ぐっさん」が結婚したいタイプらしいんですね。で、ぐっさんって何だろうと色々考えてみたら、「無人島に行ってもなんとかやっていけそうな感じ」なんだと思うんです。 家を作ってくれたり、料をとってきてくれたり、タキギを集めて火をつけてくれたり、子供たちを集めて歌をうたってくれたり、そういうネットとかお金とかなんにも関係ない世界で、体一つになっ

    モテない自分を考えてみる|林伸次
  • 本当に何をいまさらなのですが、インスタって集客効果あるのでびっくりしてます|林伸次

    インスタグラムを始めたのは、もちろん新しいお客様を開拓するためなのですが、最近、「あ、このお客様、たぶんインスタを見て来店されたんだな」って方、ちらほらと増え始めました。 僕、どうやってインスタのフォロワーを増やせばいいのか、そればかり悩んでたんですね。 でもだいたい僕が「インスタグラムの写真の面白さ」を理解できていないので、みんながフォローしたくなるような写真というのを投稿できないんです。 それで困ったなあとは思ったのですが、まあ始めちゃったしどうしようと考えて、今は「bar bossaのお客様」と「自分でイラストを描く」というのをアップしているんですね。 で、フォロワー、全然増えないのに、どうやらインスタを見て来店してくれたんだって方、ちらほらいらっしゃるんです。 どうしてなのかなと思って、インスタを見てたらわかりました。 僕、例えば、「#ビオワイン」とか「#バー」とかって感じのハッシ

    本当に何をいまさらなのですが、インスタって集客効果あるのでびっくりしてます|林伸次
  • やれたかも委員会がなぜ女性にも受けるのか、と、女性が泣いたら男性はどうすべきか|林伸次

    「やれたかも委員会」すごく話題ですよね。 あれ、男性には受けるコンテンツだっていうのは重々承知なのですが、女性にもすごく受けているんですよね。どうしてなんだろうって疑問に思ってまして、先日、ある女性に「どうして面白いんですか?」と聞いてみたんですね。 そしたらこんな答えが戻ってきました。 あれって、女性側からも色んな姿態を見せて、ある意味、男性を誘っているわけですよね。 で、僕たち男性は「そういう女性からのお誘いの姿態」っていうのは、人生の中で何度か見てきたわけですが、女性って当然ですが、そういう風に「女性が男性を誘う姿態」って見たことないわけですよね。 だから、そ

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  • 「誰だってやれるよ、頑張ろう!」という言葉について|林伸次

    僕、とにかく「機械音痴」でして、例えばワードとかエクセルとかPDFとかの使い方って全くわからないんです。 でも、現代で仕事をしていると、どうしてもそういうことってやり取りが必要なことがあって、「すいません。僕、そういうのが全然わからないんです」って先に伝えるんですね。 すると結構優しい人が、「なんとかしてあげよう」、「林をこの苦しみから救ってあげよう」と思う方が必ずいらっしゃるんです(当にいつもありがとうございます)。 で、必ず「どこがわからないんですか?」というようなことを言われるのですが、すいません、どこがわからないのかが全くわからないんです。 もうチンプンカンプンと言いますか、なんにもわからないんです。 それで、そのまま「すいません。全くなんにもわからないんです」って伝えると、多くの方がちょっと「カチン!」とくるようなんです。 たぶん僕がちょっとふざけていると感じるんでしょうね。

    「誰だってやれるよ、頑張ろう!」という言葉について|林伸次
  • かつてチョコを貰えなかった男性の言葉|林伸次

    ヴァレンタイン・デーですね。あなたは誰かにチョコあげますか? あるいは貰いましたか? 学年に一人や二人、必ず30個とか40個とかチョコをもらえる男子っていましたよね。 僕はそういう男性を何人か知っているのですが、彼ら全員に共通する特徴がありまして、「大人になって、他の男性にマウンティングしない」というものなんです。 逆に今、大人になってそこそこモテていても、中学や高校の頃にモテた経験がない男性はどういうわけか「大人になって、他の男性にマウンティングする」ことが多いです。 おそらく想像するに、思春期にたくさんの女性から「好意をもたれる」って、その男性の人格形成に大きな「人間の器の大きさ」のようなものを与えるんだと思います。 そしてモテなかったのにそこそこモテるようになった男性って、どこかに「歪み」があるのでしょう。 ※ さて僕はというと、正直に言うと、チョコ、全然もらえませんでした。 中学の

    かつてチョコを貰えなかった男性の言葉|林伸次
  • 能力が高くて人望がない人|林伸次

    以前、友人から聞いた話。 ある人が、ある有名な組織で働いていたんですね。彼、すごく仕事が出来て、大きい仕事をたくさんしてて、そこを辞めてフリーになったらしいんです。みんな「おめでとう」とかって言ってたらしいんですね。でもみんなその後はちょっとづつその彼とは連絡をとらなくなって、ちょっとづつ離れていって、彼、完全にその業界から消えてしまったそうなんです。今、どこで何をやっているのかもわからないそうです。 たぶん、みんなが彼と仕事をしていたのは、彼が所属していた組織の名前が大きかったからのようなんです。彼がすごく優秀だったのはみんな知ってたし、人付き合いも普通にやってたらしいんですね。でも、みんな「フリーになった彼」とは働こうとはしなかったようなんです。 それって、どうしてなんだろうなあって僕はよく考えるんですね。 思うに人って「ただ能力が高い人」という理由だけでは、あんまり集まってこないです

    能力が高くて人望がない人|林伸次
  • 音楽の仕事|林伸次

    実は、19年前にお店をオープンしたときは「音楽ライター」というのもやりながら、お店を運営しようと企んでいました。 お店でレコードやCDも売って、海外からのミュージシャンの招致とかにも関わって、もちろん雑誌やCDに音楽の解説のようなものはたくさん書いて、っていうようなジャズ喫茶のマスターっていますよね。ああいう感じの音楽ライターをやりながらお店を回し、そして少しづつ小説を書こうかなと思ってたんです。 で、ありがたいことに、そういう音楽のことを書くお話はたくさん頂いて、CDのライナーなんかもたくさん書いたのですが、「結構、音楽ライターって職業は難しいんだなあ」って途中で気がつきました。 まず「すごく自分が好きな音楽だけについては書けない」ということがあります。これはもう当然で、職業にするなら、どんな球が来ても全部打ち返せるようになって、「あのライターさんは、どんな難しい件でも綺麗にまとめた原稿

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  • 「たまにはテレビを見ないとバカになっちゃうよ」というツイートを見て考えたこと|林伸次

    田原総一郎が、若いときに就職先をテレビ局に決めたときに、周りの大人達が「どうしてテレビ局なんかに就職したの? ラジオ局か映画会社にすれば良かったのに」ってすごく言われたらしいんですね。当時はまだテレビが始まったばかりで誰もその後、テレビが大きい影響力を持つなんて想像が出来なかったらしいんです。 同じように今ドワンゴやLINEとかに就職したら、親が「どうしてテレビ局や出版社に就職しないの?」って言ってると思うんですね。 そういう現象ってありますよね。 僕がびっくりしているのは、最近の若い人ってすごくお洒落だったりするのに、平気でアニメ好きだったりすることです。僕の世代にとっては「アニメ好き→オタク」でしかなかったのですが、今アニメが好きって別に特別なことでもないんですよね。 あと、「バンドをやる」って今、学校では奨励されているらしいんですよね。確かに考えてみたら、バンドをやるのって仲間が出来

    「たまにはテレビを見ないとバカになっちゃうよ」というツイートを見て考えたこと|林伸次
  • 「ライブ会場で見かけたすごく好みの女性にどうやって声をかけたらいい?」に答えました。|林伸次

    ※水曜日は質問に答えています。 【質問】 あるライブを観ているとき、そのライブ会場にすごく好みの女性を見つけました。その時、僕はどうやって彼女に声をかけるべきだったのでしょうか? 【答え】 これ、男性なら一度は思ったことありますよね。もうほぼ一目惚れくらいの女性を街中で見つけてしまって、「うわー、すごく声をかけたい! かけたいんだけど、でも、こんなところで声をかけても大体彼女は立ち止まってくれる可能性もないし。まず変なナンパか何かだろうと思うだろうし。でも自分は気なんだっていう気持ち、どう伝えたら良いのだろう!」って気持ちです。 ちなみに「すごく綺麗な女性」ってたまに、ごく

    「ライブ会場で見かけたすごく好みの女性にどうやって声をかけたらいい?」に答えました。|林伸次
  • 壇蜜の『エロスのお作法』と男性から見た女性のセクシーさについて|林伸次

    女性のみなさん、「モテたい。どうすればモテるんだろう」って常に考えていると思います。 男性が女性を「魅力的」と感じるポイントは色々とあります。 「この女性と一緒にいると安心する」とか「この女性とは趣味や興味が同じなのでとても楽しい」とか「この女性の顔がとにかく好みだ」とか色々とあります。 そして忘れてはならない「女性の魅力」のひとつに「この女性とセックスがしたい」というものがあります。 これ、もちろん世界中の女性が知っているとは思うのですが、日人女性は「自分の性的魅力を表現する」というのに慣れていません。 そして日人男性も「ラテン系の過剰にセクシーな女性」というのにもちょ

    壇蜜の『エロスのお作法』と男性から見た女性のセクシーさについて|林伸次