Twitterの2016年1-3月決算が出ました。結果だけを見ると、$80m(約89億円)の営業損失(Net Loss)となっており、ネット上では、「Twitterは有料化しないと危険なのではないか」という声まで出て、それに対して、Twitter社が自ら、 と否定するアナウンスを出すほどでした。今日は、この営業赤字がどの程度問題なのか、という点を詳しく見ていきます。 報道は「営業赤字」を強調、会社発表では「EBITDAがYoY +73%で成長」を強調まずは、決算の概要を簡単に振り返ってみたいと思います。 Twitterの売上の多くは広告販売からなりますが、売上は、YoY +36%の$595m(595億円)でした。 広告売上を地域別に見ると、アメリカがYoY +36%、アメリカ以外がYoY +38%となっており、グローバルに同じようなペースで増えていることが分かります。 会社が発表しているI