今でこそ、悪の道に進んでしまった私ですが大昔は違いました。 今から十数年前、新成人を迎えた私は、地元に執着も無かったのですが成人式に出席しました。 元々、強く出席する気持ちもなかったのですが嘉門洋子の翌年に嘉門達夫を呼ぶという地元の采配に心惹かれ、また地元の友人に再会できることもあり、成人式会場へ向かいました。 ・・・ みんな久しぶりだなー 「久しぶり!私のこと覚えてる?」 ヤバい…。誰だろ? スゴいカワイイな。 こんな美人忘れるかなぁ? 「やっぱり覚えてないでしょ?」 え~と?ごめん。 「私、どすこい、どすこいよ!」 どすこい?! あのどすこいか!? ずいぶん変わったなぁ~ 「あなたにヒドいあだ名をつけられたのが悔しくてね。」 …。す、すみません。 ・・・ 「久しぶりー元気してた?」 …。ずいぶんふくよかな女性だな。 こっちの方がどすこいがぴったりだ。 え~と。ごめんなさい。 どなたでし