ブックマーク / www.shinbunka.co.jp (13)

  • 【新文化】 - KADOKAWA、映画「君の名は。」関連書6点で200万部に

    9月26日、KADOKAWAから刊行されているアニメーション映画「君の名は。」の関連書6点の累計発行部数が200万部を突破した。ジュニア版や、コミックス、公式ビジュアルガイドなどの関連書籍がそれぞれ好調に推移している。なかでも角川文庫『小説 君の名は。』(新海誠著)は、同日の重版分(19刷)で累計発行部数は110万部。2016年に刊行された書籍で100万部を突破したのは初。同書は6月18日に発売され、初版5万部でスタート。8月26日の映画公開までに50万部を発行していた。

    【新文化】 - KADOKAWA、映画「君の名は。」関連書6点で200万部に
  • 【新文化】 - アニメツーリズム協会が発足、「アニメ聖地」選定へ

    観光資源の掘り起こしや訪日観光客の各地への送客を促進するため、一般社団法人アニメツーリズム協会が9月16日、発足した。理事長はアニメ監督の富野由悠季氏、副理事長はKADOKAWAの角川歴彦会長と日動画協会の石川和子理事長が務める。今後、アニメや漫画の舞台・地域となった「アニメ聖地」を88カ所選定し、地域や企業、コンテンツホルダーに新たな経済効果をもたらしていく狙い。 同日行った会見で角川副理事長は「今、日のポップカルチャー、サブカルチャーは世界で大きな存在になっている」とし、同分野の成長戦略における中核として活動していくと語った。そのほか理事として、成田国際空港社長、ジェーティービー取締役、日航空副社長などが名を連ねている。 「アニメ聖地」については、12月末まで一般からの意見をウェブ上で募集。これを参考にしながら地域・行政と連携し、2017年をめどに88カ所を発表するという。 同協

  • 【新文化】 - 紀伊國屋書店、直仕入の物流をトーハン子会社に委託

    紀伊國屋書店とトーハンの関連会社・トーハンロジテックスは8月2日、直仕入物流に関する業務委託契約を締結することで合意したと発表した。 紀伊國屋書店では昨年9月、スイッチ・パブリッシングの村上春樹『職業としての小説家』を皮切りに、出版社と直接仕入れを行っており、その規模は「和書仕入金額ベースで約10%」にまで拡大しているという。将来的には20%を目指す。 同社はこれまで、埼玉・越谷市にある物流拠点で直仕入れの発送業務などを行っていたが、(1)新刊配日の同時店着、(2)物流費用の単価、(3)各店舗での検品・データ入力の負担などを課題にしていた。

  • 【新文化】 - 連載 第34回 ブックウォーカー 2次創作の可能性追求 - 衝撃ネット小説のいま

    ウェブ小説は紙で書籍化され、同時に電子書籍版が刊行されることも多い。ネットで無料で読めたものが、改稿版とはいえ有料で販売されるとは奇妙な事態だが、売行きはどれほどか。ラノベ系に強い電子書店を展開し、紙の読書に近いインターフェースにこだわりのあるKADOKAWAグループのブックウォーカー(BW)に訊いた。 「うちのユーザーは30代前半の男性が多いが、その層を中心に非常に売れている。たとえばMFブックスの主要タイトル『無職転生』などは紙の2割くらい。あるいはウェブで既読だがオフラインでも読みたい人、著者を応援するためにお金を払いたい人、ウェブの横書きではなく縦書きとして読みたい人などがいる。著者の意向などで電子書籍化の許諾が取れないケースも稀にあるが、電子化リクエストは多く、ニーズは高い」(常務取締役CTO・橋場一郎氏) もともとを大量に買うからこそ「紙のは場所を取るため、(ほとん

  • 【新文化】 - 主婦の友社「ヒーロー文庫」、累計450万部で売上げ連続20%増

    ラノベレーベル「ヒーロー文庫」が2012年9月の創刊から35シリーズ・101点を刊行し、毎年20%以上伸長。計450万部を発行する「重版率100%」の人気レーベルとなっている。「ヒーロー党」と呼ばれ、満数出荷が約束されている書店は108店に拡大。文教堂、くまざわ書店、有隣堂、ワンダーコーポレーション、明屋書店、三洋堂書店、リブロ、啓文堂書店、アニメイト、ゲーマーズ、虎の穴、メロンブックスなどには、法人単位で特製拡材の優先出荷。くまざわ書店は前年比260%増と売上げを伸ばしている。 「ヒーロー文庫」の売れ筋は、天酒之瓢『ナイツ&マジック』(6巻、計40万4000部)、内田健『異世界チート魔術師』(5巻・36万部)、蘇我捨恥『異世界迷宮でハーレムを』(同・31万1000部)など。

  • 【新文化】 - 日販、熊本地震で被災品入帳へ

    県内で被災した書店、スタンド店の被災品を全額入帳することを発表した。対象商品はスプリンクラーによる水濡れしたや通常返品が困難な汚破損。今後、店舗ごとに被災額を確定して対応していく。

  • 【新文化】 - 〈熊本地震〉書店の被害・運営状況

    4月14日午後9時26分に発生した平成28年熊地震。15日午前までに取材できた書店の被害や運営状況は次の通り。 ◇紀伊國屋書店、2店休業に 紀伊國屋書店の熊はません店(熊・南区)と光の森店(菊池郡)で被害があり、4月15日、2店の営業を中止する。はません店では昨夜、女性客1人がケガを負い病院に搬送された。スタッフは無事。店内は天井の一部が崩れ、棚が倒れた。スプリンクラーが作動した模様。光の森店は棚が破損。スタッフは無事という。 ◇長崎書店、休業に 長崎書店(熊・中央区)は、4月15日を臨時休業すると同社ホームページおよびSNS上で発表した。長崎次郎書店(同)も同様。長﨑健一社長名義で「早期の営業再開に向け、スタッフ一同努めてまいる所存でございます」としている。 ◇アニメイト熊(熊・中央区)、臨時休業 4月15日は臨時休業とする。人的被害はなかった。 ◇蔦屋書店熊三年坂(熊

  • 【新文化】 - 大阪屋栗田が創業、体制を発表

    4月1日、大阪屋と栗田出版販売が統合し、組織・機構と人事体制を発表した。代表取締役社長執行役員に大竹深夫氏が就任。取締役に篠田真、堀江厚夫、服部達也、片山誠の4氏が、社外取締役に関谷幸一氏(KADOKAWA)、佐藤隆哉氏(小学館)が就いた。また、日販の専務である加藤哲朗氏が特別顧問として経営に参画する。執行役員は竹中繁輝、鵜飼美樹、荒川恭一郎、森孝弘、高梨秀一郎、杉滋樹の6氏。執行役員待遇は鎌垣英人、木村展幸、今出智之、大井数重、森岡忠弘、黒田敬三、小出直之の7氏。 組織は、大阪社と東京社の「2社制」。企画管理部、営業第一部、同第二部、MD部、流通部の「5部」を設置した。各組織の管掌、職掌、任務の範囲は原則として3月末日までの大阪屋および栗田の組織を継承する。

  • 【新文化】 - 太洋社、破産手続き開始決定受ける

    3月15日午前10時、東京地裁に破産の申立てを行い、開始決定を受けた。自主廃業を表明していたが、一転して自己破産申請した。破産管財人は、深山・小金丸法律事務所(東京・新宿区西新宿1-25-1)の深山雅也弁護士。連絡先は、太洋社破産管財人コールセンター=TEL03-6880-3840まで。受付時間は月曜~金曜日の午前10時~午後5時。 太洋社は同日、國弘晴睦社長名で「ご報告とお詫び」を同社ホームページに掲載。「もはや万策が尽きた」とし、取引先出版社に対し、「当初想定したスキームを完遂することができず、(中略)深く深くお詫び申し上げます」と記した。同社の取引先で自己破産した芳林堂書店については、太洋社の売掛金12億1000万円のうち、約8億円が焦げ付くことが確定したと報告している。

  • 【新文化】 - 芳林堂書店、負債20億円で破産

    芳林堂書店(東京・豊島区、齋藤聡一代表、資金2000万円)は2月26日、東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は安藤真一弁護士(みつば総合法律事務所、TEL03-3511-1836)。 同社は高田馬場駅店やコミックプラザ店、みずほ台店など9店舗を運営しているが、書泉(東京・千代田区)へ書店事業を譲渡(譲渡日は2016年8月26日予定)することで合意している。外商部事業は新設の分割会社「株式会社芳林堂書店外商部」が事業継承する(新設分割、分割効力発生日は同年2月25日)。ただし、事業譲渡実行日までは、引き続き同社が店舗運営する。 なお、芳林堂書店は称号を「S企画」に変更し、自己破産を申請した。2015年8月期の売上高は約35億8700万円、ピーク時1999年8月期の70億5000万円から半減していた。

  • 【新文化】 - 太洋社「自主廃業に向けた説明会」、書店と出版社から質問相次ぐ

    2月8日、東京・汐留のベルサール汐留で、午後1時半から書店向け、同3時半から出版社向け説明会を行った。國弘晴睦社長はこれまでの経緯と売却を予定する資産の内訳を発表。同社が保有する不動産鑑定評価書によると、埼玉・戸田市の「物流センタ―」は11億3000万円、東京・神保町の「商品センタ―」は2億1800万円、四国支店や長崎にある不動産は6000万円程度の価値があり、有価証券は1億円以上を換価できる見通しであると報告。その結果、「現在の借入金約7億円を返済してなお、約7億円程度が残る勘定」と話した。太洋社の売掛金は現在約47億円だが、書店の買掛金の回収を進めていくことで減少する見通しという。取引書店は約300法人・約800店。 会場からは自主廃業の時期、取引書店の帳合変更が確定・終了する期日、精算期日などのタイムスケジュール関連と、昨年6月期時点のBS、PLに関する質問などが相次いだ。期日などに

  • 【新文化】 - 太洋社、当期純損失8億2300万円に

    9月14日、第62期(H26.7.1~同27.6.30)決算と役員人事を発表した。 売上高は171億2100万円(前年比30.1%減)。ゲオ、TRCなどの帳合変更が大きく影響した。販管費を同19.1%減少させたが、営業損失は7億1500万円(前期は1億7500万円の損失)、経常損失は7億0900万円(同7300万円の損失)。東京・千代田区の社売却益を特別利益に計上したが、貸倒引当金繰入損等を特別損失に組み入れて、当期純損失は8億2300万円(同1億5200万の黒字)となった。役員人事では取締役の大神田博氏が退任する。 9月25日、社で行う株主総会で承認される見通し。

  • 【新文化】 - 太洋社、自主廃業へ 8日に説明会

    2月5日、出版社と書店に対して、自主廃業を前提に説明会を開くことをファックスで伝えた。「書店向け説明会」は同8日午後1時半から、「出版社向け」は同3時半から。場所はベルサール汐留(東京都中央区銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル)。各社1人の参加を呼びかけている。 ファックスによると、同社は出版社への買掛金の支払いに万全を期すために「同社全資産の換価」を進めながら、取引書店の売掛金回収と同業他社へ帳合変更する合意を得ていく。自主廃業する時期については触れていない。同8日は國弘晴睦社長からこれまでの経緯などが報告される見通し。 同社売上高のピークは2005年6月期の487億円。2015年6月期の売上高は171億円。当期純損失約8億2300万円を計上していた。

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