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  • 外山恒一『良いテロリストのための教科書』を読んで - 遠くまで・・・    松山愼介のブログ   

    写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ 読書会に参加しているので、読んだの事を書いていきたいと思います。 タイトルに「テロリスト」と書いてあるので、驚くかも知れないが、内容は「ファシスト」を自称する外山恒一による、新左翼の運動から、右翼、左翼を含む現在までの反体制運動史を、自身の活動歴と合わせて語ったものである。 私は一九四九年生まれであるが、一九七〇年生まれの著者に教えられることが多かった。全共闘運動についても、よく捉えられている。自身が経験していないのに、ここまで理解されているのは驚きである。 外山恒一はもともと、左翼だったのだが、左翼の運動がPC的になっていったことに反発している。PCとは「ポリティカル・コレクトネス」ということだが、「反差別」、「言葉狩り」のことである。この「反差別」運動は、一九七〇年頃に、津村喬による『われらの内なる差別』(三一新書)というが出たことも大き

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