ブックマーク / comicreading.com (3)

  • 今のマンガ単行本出版事情と読者認識のすれ違い | 空気を読まずにマンガを読む

    もし、「マンガ雑誌で連載したマンガ作品は必ず単行が出る」、「単行は出たら必ず連載終了までの巻数が出る」、「単行はたとえ売り切れても廃版にならない限り増刷がかかり続ける」とこのブログで書いたなら、おそらく今では簡単にマンガ家のどなたかの方の目に入り、「そんなわけあるかい!」というツッコミが入ると思います。これはマンガ家のみならず、多少マンガ業界のことを知っている人であれば、これが必ずしも正しくはないということはわかるでしょう。 しかしながら、マンガは読むけどそこまで業界のことを知らないしそもそも知ろうと思わない多くの人は、普通にそう思っているのではないか、そしてそのことが作者も読者も望まない展開を生んでいるのではなかろうか、と思ったので今日の話。 昔の週刊少年誌単行のイメージ 世間の人にとって、マンガのイメージというのはやはり週刊少年ジャンプ、サンデー、マガジンといった大出版社(集英

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  • 『まんがタイム』2016年5月号購入

    『まんがホーム』2016年5月号を数日前に買ってきてましたが、やっと書けた。 ちなみに竹書房の各4コマはAndroidアプリのまんがライフGIGAで購読していて、『まんがタイムきらら』も購入済。 表紙は言うまでもなくおとぼけ課長。 以下、気になったマンガいくつか ・『ラディカル・ホスピタル』:「勇者の名乗り」では結局病院抜けて何を買いに行こうとしたのだろう。たぶんコンサートチケットだと思うけど。あとネット情報で医療を分かった気になる現象は、現実でかなり深刻なほうになってるのではと思った。 ・『大家さんは思春期』:アニメ化作品。改めて見るといろんな要素が詰まってる作品だなあと思う。 ・『らいか・デイズ』:ゲスト。4月名物状況説明を兼ねた感じのマンガ。なんか今回、各系列雑誌の看板マンガが集まってるような。 ・『さわらせてっ!あみかさん』:太ってるネタが多いせいで、予想以上に重く思わせられてしま

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  • 意外なマンガ家が描く子育てマンガが面白い

    「子育てマンガ」というジャンルがあります。もうこれは説明不要で文字通り。昔からファミリーマンガ誌や主婦向けのマンガ雑誌には載っており、有名なところではアニメ化もされた『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(青沼貴子)、『うちの3姉妹』(松ぷりっつ)などがあります。ジャンルとしてはエッセイマンガの一部ですね。 ただ、対象がそれまでは限定的な感じだった育児マンガの裾野が一気に広がったのは、おそらく西原理恵子の『毎日かあさん』の頃からではないかと思われます。 それ以降、マンガ家で結婚、子育てをネタにしてマンガを書く人は、ファミリー雑誌、育児雑誌に限らずとも急速に増えていった感じがします。 しかしその中には「えっ、この人が子育てマンガを?」という、過去の作品から比べると驚くケースもあります(前述の西原さんのがそれまでの作風を知っている人からはまさしくそれだったので)。しかしそれがまた過去の作風を生か

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