1月は、人が会社を辞める時期です。 それは、求人が多くなる3月に標準を合わせて、会社を去る人が比較的多くなるからだとか。 そんなふうに誰かが辞めると発生するのが「引き継ぎ」です。辞める人がやっていた仕事は、誰かが代わりにやらなければいけません。辞めなくても、異動でも同じことが発生するでしょう。 でも引き継ぎは大抵、あんまりうまくいきません。その理由のひとつが、「残念な引き継ぎ資料」です。 辞める直前の人はバタバタと忙しくしているもの。 後任者と直の打ち合わせをせずに、資料だけ残して去ってしまうこともあるかもしれません。 そこで資料が残念だと仕事のやり方がうまく伝わらず、結果後任者はイチから仕事を構築することになります。すると生産性は大幅ダウン。前任者は後任者の恨みを買い、引継ぎは失敗というわけです。 それは「人に仕事をつける」と言われる、日本的メンバーシップ型雇用の影響かもしれません。普段