ススキの沢山生える川沿いを歩いた。 穂の方向がバラバラなのに、風が吹いたときには こうして綺麗に並ぶ光景が好きなので 風が止んではまた風を待つ。 湿地に植えてあるこの木は なんていうんだろう、葉っぱの小さい樹木。 この木と空は 日本ではない様な景色になる。 (引地川親水公園周辺) ・・・あ、カマキリ。 おでこに手をあてて 見上げている。 カマキリ「あれ?鉄塔の上に 誰か居るねぇ・・・行ってみたいなあんな高い所。」 孤独な背中。 顔を見に回ると びっくりしたような眼で田んぼを見下ろしている。 何を考えているんだか・・・ アオサギ「あのコサギどもは最近 いつも二人で居るな。誠に羨ましいでござる。」 エナガ「僕たちは最近 シジュウカラ達と一緒だよ。 沢山で飛んだ方が楽しいし 敵を見つけやすいからね♪」 エナガ隊長「みんな、僕についてきて~!」 いつもは頭上を通過してしまうので 諦めて見送るけれど