財団法人地域活性化センターから出ている月刊誌、その名も「地域づくり」、は毎号あの手この手で地域づくりにいそしんでいる。 たとえば、ウェブサイトで閲覧可能な最古の号である1996年10月号の特集は「酒をテーマにしたまちづくり」、昨年2011年12月号の特集は「コミュニティカフェとまちづくり」というふうに、毎号かなりテーマを絞ってまちづくりやまちおこしや地域おこしや地域活性化の事例を紹介している。よくこれだけ続くものだと感心する。なかにはたこ、凧、カイトでまちおこしとかマラソンによる地域活性化というような、ピンポイント過ぎるようなテーマのときもあれば、近代化遺産が息づくまちづくりと近代化産業遺産を活かしたまちづくりのように類似したテーマを扱っているときもあるが、まあ仕方がない。 ただ、今月号の“パワースポット”を活かしたまちづくりというのはさすがにちょっといかがなものかと思った。 何らかの個人
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