ブックマーク / www.swissinfo.ch (2)

  • ベーシック・インカム導入案、反対大多数で否決

    ベーシック・インカムは反対大多数で否決 今回の国民投票で最も注目を集めたのが、ベーシック・インカム導入案だ。このイニシアチブでは、スイスに住む人なら誰でも最低限の所得が支給されることを要求していた。導入を求める人々は、ベーシック・インカムがあればどの人も人間としての尊厳を維持できるとしていた。 同案の中では支給されるお金の額も財源も定められていないが、導入賛成派はすべての大人に月2500フラン(約27万円)、未成年者に625フランを支給する考えを提示。現在、ベーシック・インカムの金額を下回る所得の人々の収入は増加するが、それ以上の所得の人はこれまでと変わらないと主張していた。 この案に対し国は、これまでベーシック・インカムと同程度の稼ぎがあった人は今後仕事を続ける意義を失い、労働者が減少すると指摘。企業の国外移転が促され、国の税収が減り、平均所得の低い国から多くの外国人がスイスに流入すると

    ベーシック・インカム導入案、反対大多数で否決
  • 男性は数学に、女性はマルチ行動に優れているのか?

    男女の脳に違いがあるのだろうか?「女性の脳に月に1度の排卵を司る機能があるなど、生殖に関して男女の脳に違いがあるが、いわゆる知的な機能において差はまったくない」というのがその答だ。 ジュネーブ大学で11月10日に開催された講演で、パスツール研究所の神経生物学者カトリーヌ・ヴィダル氏は、「脳は大脳皮質の形状などすべて個々人で異なるのであって男女間の差ではない」と話す。 女性は話好きで感覚的。色々なことを同時にこなすマルチ行動ができるが、一方で空間感覚に乏しく地図が読めない。ところが男性は数学に優れ、喧嘩好きで競争心に富むなど、巷には男女差をステレオタイプ化したが溢れている。 だが、こうした定義づけやステレオタイプ化を人々はある意味で好み、一方で大いに影響されている。今回この講演を開催したジュネーブ大学の機関「男女平等セクター」によると、博士課程までの学生中に占める女生徒の割合は62%なのに

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