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2022年8月29日のブックマーク (1件)

  • 日本の夏にミスト冷却は有効か、暑熱対策に新システム

    *1 空気線図 空気の乾球温度、湿球温度、露点温度、相対湿度、絶対湿度、比エンタルピーなどの関係を表した線図。いずれか2つの状態値が分かれば、他の状態値も全て求められる。湿り空気線図とも言う。 水は蒸発するときに周囲から熱(気化熱)を奪う。すると空気の温度が下がるので涼しくなる。ポイントは蒸発できる余地がどれだけあるか。カラッとした天候ほど、水はよく蒸発して温度が下がりやすい。逆に相対湿度が高いジメジメとした天候では、ミストをまいてもほとんど蒸発しないので、空気の温度は下がりにくい。 空気線図を見れば、その違いは一目瞭然だ(図2)。水が蒸発するときに奪った熱(エネルギー)は、蒸発した後の水(水蒸気)が蓄えるので、空気全体を見るとエネルギーの増減はない(断熱変化)。従って、ミストが蒸発したときの空気線図上の変化は、比エンタルピー軸に沿って相対湿度100%の曲線と重なる点まで変化する(等エンタ

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