九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊本―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。
群馬大大学院の入学試験で、面接官の女性教授からアカデミックハラスメント(教員の立場を利用した嫌がらせ)を受けたとして、同大医学部の男子学生(21)が、女性教授や大学を相手取り、慰謝料500万円を求めて、訴訟を起こす準備を進めていることが12日、わかった。 男子学生は9月、保健学研究科の博士前期課程の入学試験の面接で、研究者としての展望を語ると、女性教授から「なめてんじゃないよ、あんた。そんなんで研究者になれると思ってんの。それじゃ、テクニシャンじゃないか。甘ったれるのもいい加減にしなよ」などと罵倒されたという。 男子学生は、試験には合格したが、その後精神的に追い込まれ、不眠症やうつ病を発症したと主張している。男子学生は「大学側の事後の対応も許せない。説明もないし、謝罪なり誠意を見せてほしい」という。 女性教授は朝日新聞の取材に対し、「大学の入試の問題なので、個人的なコメントは控えたい
《「名人」超えろ 燃える技術者魂》 ◆諫早 谷口さん この卵はオスかそれともメスか? 鶏の卵の形から雌雄を見分ける装置づくりに挑むエンジニアがいる。養鶏の現場では卵を産むメスの需要が多く、各地の農家にはかつて、かなりの確率で雌雄を言い当てる「名人」がいたという。「機械で100%的中」を目指し、実用化へ向けた研究が進む。(岡田玄) ■微妙なねじれ装置で解析 「卵の形で雌雄がわかるらしい。計測装置を作れないか」 諫早市の谷口良輔さん(68)は99年、「海外に卵で雌雄鑑定する人がいる」と聞いた友人から持ちかけられた。三菱電機の元エンジニア。幼い頃、親類が卵の形でオスかメスかを見分けていた記憶があった。「人にできるなら機械にもできる」。技術者の好奇心をそそられた。 デジタルカメラとパソコンで手作りの「計測装置」を作った。卵の長さやふくらみ、重心を測るなど試行錯誤を重ねた。だ
◇◆病身の85歳「家出」◆◇ =地域が支えた2週間= がんを患う義助さん(85)=仮名=が家族に黙って岩手県一関市から中能登町に来たのは、秋の終わりだった。入院するために岩手の家を出たその足で、ひとり列車に乗って住み慣れた“故郷”に戻った。捜索願も出る騒ぎになった「85歳のセンチメンタルジャーニー」は、周囲の支えもあって、2週間後に無事終わった。 七尾署に10月17日、岩手県警千厩(せんまや)署から家出人捜索願の照会があった。病院から「義助さんが来ない」と家族に連絡があり、届けを受けた千厩署が捜していた。義助さんは中能登町に長年住んでいたが、春に妻が亡くなり、岩手のおいの元で暮らしていた。 七尾署鳥屋駐在所長の折本登志一(としかず)さん(54)と中能登町役場総務課の横井正之さん(41)は義助さんが夏まで住んでいた家を訪ねてみた。こたつに入った義助さんがいた。「最悪の場合も考
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