前の日記でも僕がボケッとしがちである事に触れたが、どうも最近、それに輪をかけている。二重三重に。 症状としては、無意味にものを見つめる。ぼさ〜っと見つめてしまう。 いまも積まれている本を見つめて虚ろ状態になっていたのだが、どうやら「の」という文字に吸い込まれていたらしい。 本は、「日曜日の夕刊(重松清)」「オタクの迷い道(岡田斗司夫)」「オーケンののほほん絵日記(大槻ケンヂ)」「一瞬の夏(沢木耕太郎)」だったのだが、そう、「の」が多いのである。そして、「の」に吸い込まれる。 「の」はどうだろう。じっと見つめると、文字という機能から離れて、単純な記号に近くなってくる。「の」って何だろう?などと、初めて「の」を目にした人間みたいになってしまう。いよいよ重症なのかもしれない。 こういうの初めてではなく、大学2年くらいの時にも同じ症状になった。 覚えているのは、フマキラー殺虫剤の缶を小一時間見つめ