本イベントで製作するプロペラタイプの自律型浮遊ロボット。上下方向の距離を超音波センサで計測しながらホバリングさせるため、技術的にも難易度が高い 10月7日、札幌市青少年科学館において「サッポロバレーE.T.プロジェクト」のスクーリングが開催された。これは、平成18年度の経済産業省ITクラフトマンシッププロジェクト事業の一環として、NPO札幌IT振興普及推進協議会の主催により実施されたイベントである。「自律制御で空を飛ぶ物体」(UFO)を製作し、ハードウェアとソフトウェアの両面の基礎知識を持つ、ITものづくりの次世代の担い手を育成することを主眼としている。 イベントの参加者は中学生以上(20歳まで)の学生たち。今回は北海道各地の高専や高校の有志チームが集まった。また、講師や運営には、北海道大学や道内のIT企業がボランティアとして協力している。知的好奇心をくすぐる本イベントの模様と内容について