逆三角の幅広な対称刃を持った槍。 槍としての「突く」機能はもちろん、ポールアックスにも負けない「斬る」力を兼ね備えている万能の槍で、それでいて、ハルバードのように使用者に高い技量を要求しないのが特長です。 また刃の根元には爪のような小刃がついており、鍔としての機能(槍が刺さり過ぎないようにしたり、相手の攻撃を受け止めたり)を果たす他、馬上から敵を引きずり降ろしたりにも使用できます。 パルチザンとはフランス語で「党派に属する者」の意です。 この場合の「党」というのは「正規軍に属さない思想集団」のことを指し、つまりはゲリラのことです。 15世紀のイタリア、フランスにこのパルチザンを名乗る農民ゲリラがおり、彼らが用いた槍に、そのままこの名がついたとされています。 やがて16世紀には、パルチザンは正規軍の武器としても採用されました。 約1世紀に渡り使われたパルチザンですが、後に登場するランスの前で
スタッフは、棒術に用いられる武器です。 ポールアームに分類されるべきもので、先端に重心のあるものは、クラブのポールアーム版と言ってもいいかもしれません。 ファンタジー作品では、先端にパワーストーンが取り付けられるなどして、魔法使い用に用いられている場合もあります。
スコーピオンは、複雑な形状の穂先を持った鉾槍類の一種です。スコーピオンは複数の用途を持った複雑で巨大な穂先を持っています。 この穂先には、突く・切る・引き倒す等の目的を持った切先や鉤爪が取り付けられていました。 また、この穂先は70〜80センチと大きく、全体の約3分の1を占めていました。 その為、非常に目立つ存在だったとされています。 スコーピオンは16世紀のイギリスに誕生しました。 多彩な攻撃手段を持つ事から、正式な訓練を受けた正規の軍隊にのみ用いられていたとされています。 何やらゴテゴテとした穂先を持つ武器を持ち出してきた主。 なかなか扱いが難しそうだが?「また随分と大きな穂先ですね。」 うむ、これを装備した軍隊はそれだけで目立ったろうな〜。 「それで?この武器なんです?」 うむ、これはスコーピオンといってな…。 「サソリですか!?まさか穂先に毒が塗って有るとか!?」
ショート・スピアーは、相手を刺突する事に用いた鉾槍類の一種で、もっとも古典的な武器の1つと言えます。ショート・スピアーは、その名の通り短い柄と、切っ先を持った穂先から出来ています。 扱いも簡単で訓練を必要としませんでした。 また、投擲する事もでき、剣や棍棒など短い柄の武器を持つ相手よりも有利な位置にから攻撃する事が出来ました。 ショート・スピアーは肩ごしに構え、敵を威嚇しつつ接近し、投擲、刺突するように用いられます。 ショート・スピアーの歴史は古く、原始時代に狩猟生活の発展に伴い登場し、古代メソポタミア等で武器として軍隊に用いられました。 倉庫から1本のスピアーを持ち出してきた主…。 構え方の練習である。と、こんな感じでショート・スピアーは肩ごしに構えうぉっ!! きゅ急に重く…ぐぬぬぬぬっっっ!! 「ンニャニャ〜♪」 あぁ!ライチこれは天秤棒じゃないんだから〜! いや、確か
ショヴスリは、真っ直ぐな刃の両側に2枚の鋭利な刃を持った槍の一種です。ショヴスリはフランス語で『コウモリ』を意味する言葉です。 穂先には3枚の刃があり、中央の三角形をした刃の両端に取り付けられた2枚の短い刃、これがまるでコウモリの羽のような形状をしています。 この2枚の短い刃は、敵の攻撃を受けたり、突き刺した際に引き抜けなくなるのを防ぐ目的が有りました。 また、騎兵等に対しては馬上より兵士を引きずり下ろすのに使われました。 15世紀にイタリアで誕生したショヴスリは17世紀までイタリアとフランスで使用されていました。 玄関先でなにやらワタワタと身支度を整えている主…。 何処かへ出かけるのだろうか?えっとあとは忘れ物は…。 あれ〜?何か忘れているような…。 「師匠、急いだ方がいいですよ。 今日は午後から天気が崩れるそうですから。」 思い出した〜!アレだほら…アレ持ってきてくれ〜。
サリッサ(古代ギリシア語: Σάρισα、英語: Sarissa、サリーサ)は、古代マケドニア王国の軍隊で用いられた非常に長い槍。国王ピリッポス2世が、当時(紀元前4世紀半ば)のギリシアで主流となっていたファランクス戦術を自軍に導入するにあたり、戦術と同様に強化・改良した上で採り入れた槍である。 サリッサは材質は弾性の強いセイヨウサンシュユから出来ている[1] 特徴[編集] サリーサを構えるマケドニア式ファランクス(想像図) その頃のギリシアで使われていた槍が2.1- 2.7m程度であったのに対し、サリーサはおよそ4.0- 6.4m(13- 21 ft)と倍以上の長さがあり、敵兵のファランクスに対してより長いリーチを取れた。その上、後ろの兵士の槍もより多く突き出すことができるという優れたものであった。 ギリシアの軍隊で使用されていた槍と同じく、穂先とは反対側の先端に石突き(cf.)が付いて
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ランス" 槍 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2021年11月) 馬上槍試合でのランスチャージ ランス(英: lance)は、中世から近代まで主にヨーロッパの騎兵に用いられた槍の一種。語源はラテン語で槍を意味するランケア(羅: lancea)。日本語では、「騎槍」と訳される。 戦場だけでなく馬上槍試合でも用いられた。ランスは兜、鎧、剣、メイス、盾と並ぶ、騎士を象徴する装備の一つであり、ファンタジーRPGなどでは、細長い円錐の形にヴァンプレイトと呼ばれる大きな笠状の鍔がついたものがよく描かれているが、必ずしも全てのランスが
コンタスは、古代ローマで使用されたランスの一種です。コンタスは実際に発掘された実物の存在しない武器です。 その為、様々な文献やローマ遺跡のレリーフなどからその全容を想像するしか有りません。 レリーフや文献から察するに、コンタスは長い棒を尖らせただけか、先端に金属製のソケットを取り付けた武器とされています。 また、此れを兵士は馬上で両手に持って構えていたとされています。 これはレリーフから分かった事なのですが、このような用い方をするには相当の馬術を習得していなければ不可能です。 その為、コンタスはローマの正規軍の武器ではなく、馬の扱いに慣れていたサルマティアやメソポタミアの援軍の武器であると考えられています。 今、コンタスの姿を見る事が出来るのは、アルジェリアのチパサ博物館にある壁画に刻まれたレリーフだけです。 武具倉庫…色々なモノがある…。 あるのは良いが……これは………。「師
ハルバードをゴシック調に仕上げた装飾品。実戦用の武器ではなく、完全な装飾品である。 ハルバードの原型となる大型の槍、いわゆる矛槍や斧槍の起源は10世紀頃まで遡る。その後、無数のバリエーションを生み出しつつ発展し、14世頃に一つの完成形となったのがハルバードである。ハルバードはその後、16~17世紀頃まで用いられたが、銃の発展により徐々に廃れていき、姿を消した。 地域によって仕様は異なるが、欧州のほぼ全域で、同じようなスタイルで使用された。時に優雅に、時に勇ましく飾り立てられたハルバードは英雄的な武器としてその名を歴史に残したのだった。 おそらく、当ホームページで日本刀に次いで人気なのがこのハルバードです。有名ですし、何より外見も優美で格好良いですからね。
グルズは、変わった柄頭を持ったメイスの一種です。グルズはインドやペルシャ等で用いられたメイスの一種です。 大きな柄頭を持ち、その形状はユニークで様々なデザインのモノが存在します。 その為、このような形状をしていると一概に言う事は出来ません。 使用法は他の打撃武器と同じく、相手を殴打することにかわりありません。 グルズには様々なデザインが存在しますが、有名なところではムガール帝国全盛期に作られたモノがあります。 柄頭がソフトクリームのように螺旋状に成ったモノ、3つに分かれているモノ等、凝った作りのモノが存在します。 グルズの武器としての寿命は火気の発達と共に途絶え、以降は王家の家宝や象徴として、派手な装飾をされたモノ等が作られるようになりました。 やたらと見事な装飾を施された木箱が1つ、倉庫の奥に雑然と置かれていた。 およそこういった場所に似つかわしくない木箱の中には…?え〜と、確
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