学生用IDで民間企業のサービスを安全利用できるようにするための「トラストフレームワーク」に関する研究に着手する。 国立情報学研究所とOpenIDファウンデーション・ジャパンは3月5日、「学術認証フェデレーション」と民間企業のサービスを連携させるための「トラストフレームワーク」に関する研究に着手すると発表した。 トラストフレームワークは、ユーザーの同意に基づいてユーザーに関する情報を事業者間で安全に流通させるための枠組み。ID提供側とサービス提供側との信頼関係の構築が容易になり、利便性の高いオンラインサービスの創出につながると期待されている。 研究の第一弾では学生IDを民間サービスで安全に利用するための「Student Identity Trust Framework」を策定。2012年中に、民間企業がフレームワークに準拠した学生向けサービスを提供できるよう支援する。 これにより、学生は大学
![産学でのID連携を実現する「トラストフレームワーク」、NIIとOpenIDが共同研究へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)