1トロイオンス(31.1グラム)=1050~1250ドルで軟調な展開が続く金相場だが、アメリカの利上げを受けて今後どう動いていくのか、スイス銀行にて貴金属ディーラーとして活躍し、その後ワールドゴールドカウンシル日本代表も務めた豊島逸夫氏が解説する。 * * * 2016年の金相場はどうなるか。結論からいえば、金価格はいよいよ「上げ」の年に転換する。ドル高やディスインフレという逆風をこなしながら、新興国の現物買いが主導する格好で上昇トレンドに転じるというのが私の見方だ。 何しろ中国やインドの金に対する文化的選好度は1年や2年で変わるものではなく、いまでも金の年間生産量の55%を買い占めている。彼らは安いところを買いたいだけであり、1100ドル割れの水準ならこぞって買い増してくるに違いない。アメリカの利上げで底をつけ上昇基調に転じるというのが2016年前半のメインシナリオである。 その
熱い風呂で疲れを癒やし、ベッドでぐっすり眠る。サラリーマンの出張先での数少ない楽しみだ。だが、宿泊料金高騰でそれさえ叶わなくなっている。なぜ、そんなにまで値上げするのか。 雪が降ったら3倍 「アパも随分変わってしまいましたよ。もう使うことはありません」 こう憤慨するのは、大阪在住の弁護士のA氏だ。 アパホテルといえば、シングル一泊の通常料金が7000円程度と思い切った低価格を打ち出し、ビジネスホテル業界の低価格競争の火付け役として成長。きらびやかな姿で広告に登場する元谷芙美子社長(68歳)の奇抜さも相まって、注目されてきた業界の雄だ。 新規オープンの際には、5000円台の特別価格で部屋を提供したり、仕事で疲れた体を癒やせるサウナや大浴場を併設したりと、「サラリーマンの味方」というイメージがウリだった。 だが、それはもはや過去の事だと、A氏が言う。 「仕事で東京に出てくることが多く、もう何年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く