新潟県・湯沢町は、全国のリゾートマンションの2割近くが林立する集中地区。多くはバブル期に建てられ、大浴場やカラオケルーム、プールなどもある豪華物件です。しかし、バブル崩壊後にはマンション価格が大きく下落、「負動産」とも揶揄(やゆ)されました。いまどうなっているのでしょうか。 【写真】リゾートマンションを巡回するスーパーの「ショッピングバス」 ■バブル物件、進む定住化 新潟県湯沢町。1990年ごろのスキーブームに前後して建てられたリゾートマンション(リゾマン)が立ち並ぶ。 午後になると、こうしたリゾマンをめぐるマイクロバスが走る。地元のスーパー「のぐち」が水・土曜日を除く週5日運行する無料の「ショッピングバス」だ。3方面に分かれて計14棟のマンション前で客を乗せ、町中心部のショッピングセンターに連れてくる。1時間弱の買い物を楽しんだ利用客は再びバスに乗って帰っていく。 のぐちによると、