レースを終え、スタッフとタッチを交わす「宇都宮ブリッツェン」の選手たち=23日午後4時30分、宇都宮市、上田潤撮影 「自転車の町」が、歓声にわいた。「ジャパンカップサイクルロードレース」が開幕した23日、宇都宮市中心部の「大通り」を封鎖した特設コースで周回レース「クリテリウム」が行われた。 レースは大通りを交通規制して午後3時40分にスタート。国内外のプロ選手74人が「日本最大の市街地レース」で競った。優勝したのは、ラストスパートを制したオーストラリアのトーマス・パルマー選手。 地元チームの宇都宮ブリッツェンは、エースの辻善光選手が9位に入った。元F1レーサーの片山右京選手ら、アシスト役に風よけやペースメーカーになってもらって中盤まで後方で体力を温存し、終盤に追い上げて、日本人の中では2番目でゴールした。 辻選手は「もっと上位をねらえたと思い、悔しい」としつつも「3万人もの歓声を受けたのは
市街地を疾走する選手たち=23日午後、宇都宮市、上田潤撮影 宇都宮市の6車線の目抜き通り「大通り」を全面通行止めにし、74人のプロ自転車選手らが速さを競う自転車レースが23日、行われた。市街地の中心ビル街をコースにしたレースは国内では珍しく、沿道を埋めた全国から集まった自転車ファンや市民ら約3万人が歓声を上げた。 アジア最高峰の自転車レースとして知られる「ジャパンカップサイクルロードレース」(主催・宇都宮市、日本自転車競技連盟)。周回レース「クリテリウム」で選手たちは、車なら20キロオーバーの速度違反になる時速約60キロの猛スピードで1周約1.6キロのコースを20周した。 1992年から宇都宮市で開かれている国際大会で、今回が19回目。昨年までは大会2日間とも市内の山間部を会場にしていたが、自転車を主役にした街づくりを目指す宇都宮市が「レースの認知度をあげたい」と、初めて初日の一部の
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