一九八〇~九〇年代に製造されたテレビゲーム機を中心に営業するレトロなゲームセンターが名古屋市熱田区三本松町にある。八〇年ごろオープンした「UFO M1」。通信式の対戦が可能な新型機が主流となる中で、修理を重ねて大事に使い続ける。一回の料金は主に二十円から五十円。経営は厳しいが、小銭を握り締めて集まる「おじさんファン」たちに愛されている。 看板の色あせた「新型登場」の文字はオープン当時のまま。九十台ほどのゲーム機の画面には「スペースインベーダー」や「パックマン」「ドンキーコングジュニア」「テトリス」など往年のヒット作が映し出される。九〇年代に一大ブームになった格闘ゲーム「ストリートファイター2」や、プロ野球ゲームに至っては九二年開幕版が今も現役だ。 開店当初は喫茶店で、「ブロック崩し」が爆発的にヒットして「ゲームセンター」という業態が姿を見せ始めたころ。「床を張り替えたぐらいで、あとは当時と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く